選手・監督 採点／寸評
※週刊サッカーダイジェスト6.3号（５月20日発売）より
 
【甲府】
［GK］
1 荻晃太　6
６節以来の先発に抜擢され、落ち着いたプレーで無失点勝利に貢献。
［DF］
26 青山直晃　6
最後までしつこくボールに食らいつきマークを外す場面もなかった。
4 山本英臣　6.5
安定感あるプレーは健在で、戦況を見極め的確な指示を送り続けた。
6 佐々木翔　6.5
フィジカルと球際への強さを示してマッチアップした工藤を封じる。
［MF］
16 松橋優　6
３試合ぶりに先発。突破力を活かし、ゴールに迫る場面もあった。
8 新井涼平　6
中盤を幅広くカバー。相手の位置を確認し、パスコースを遮断した。
5 マルキーニョス・パラナ　6
前への意識を持ち、インターセプトからチャンスにつなげる場面も。
27 阿部翔平　6.5
豊富なスタミナを活かして攻守両面で献身的なプレーが冴え渡った。
［FW］
11 ジウシーニョ　6
果敢なプレスやゴールへ向かう姿勢に、気持ちの強さを感じさせた。
19 盛田剛平　6.5
FKから貴重な先制点をマーク。ボールの収め役も的確にこなす。
10 クリスティアーノ　6.5
１得点・１アシストの活躍。相手を振り切る突破力で脅威を与える。
［交代出場］
MF 2 福田健介　6
右サイドからの正確なクロスで、チームの３点目をお膳立てした。
MF 29 水野晃樹　6
２戦連続の途中出場。鮮やかなボレーで移籍後初得点をマークした。
FW 7 石原克哉　-
出場時間は短かったが、要所を抑えたプレーを見せて落ち着かせる。
［監督］
城福浩　6.5
希薄だった得点意識を向上させて、今季最多得点での勝利を飾った。
 
【柏】
［GK］
21 菅野孝憲　5.5
３失点は致し方なし。２失点目のPKは、上手く反応したが……。
［DF］
4 鈴木大輔　5.5
右サイドから好クロスを供給もFKの場面で相手を倒しPKを献上。
3 近藤直也　5.5
ラインをまとめ切れなかったうえ相手攻撃陣を自由にさせてしまう。
23 渡部博文　5.5
クリスティアーノの突破に苦戦。終盤は集中力を欠く場面もあった。
［MF］
22 橋本和　6
左サイドを果敢に突破しクロスを供給するも、得点にはつながらず。
13 高山薫　6
後半に入り突破力が活きる。攻撃の局面では、躍動感を見せていた。
25 小林祐介　5.5
落ち着いたプレーを見せた反面、縦パスを通される場面が多かった。
20 茨田陽生　5.5
自陣でボールを奪われピンチを招くなど、守備ではミスが見られた。
［FW］
18 田中順也　5.5
後半に直接FKでゴールを脅かしたが、その他で見せ場はなかった。
11 レアンドロ　5.5
起点になれず後半途中で交代。怪我明けで本調子からは程遠かった。
9 工藤壮人　5.5
相手のタイトなマークに苦戦。自由を奪われて、シュート０本に。
［交代出場］
MF 14 狩野健太　5.5
攻撃の切り札として投入されたが、試合の流れは変えられなかった。
FW 19 木村裕　5.5
今季３試合目の出番を得るも、目立ったのは献身的なプレーのみ。
［監督］
ネルシーニョ　5.5
相手のペースにハマったまま抜け出せず効果的な策も打てなかった。
 
 
［試合内容］
序盤からクリスティアーノらを起点に攻勢に出た甲府は、20分、FKに盛田が頭で合わせ先制する。持ち味の堅守も冴え渡り柏のアタッカー陣を封じると、50分にPKで加点し、78分には水野がダメ押しゴールを奪って快勝した。