【浦和】
［GK］
21 西川周作　6.5
数少ない危険なシュートを確実に止める。見ていて安心できた。
［DF］
46 森脇良太　5.5
数的優位な状況を作られ、守備で後手を踏むシーンが何度かあった。
4 那須大亮　6.5
フォルランに仕事をさせず、守備機会が少ないと見るや攻撃に加わる。
5 槙野智章　6
持ち味である攻め上がりを自重。守備に軸足を置き、及第点の出来。 6
［MF］
7 梅崎司　5.5
何度か仕掛けて、変化を加えた。ただ、深い位置まで攻め切れず。
16 青木拓矢　6
終盤運動量が落ちたが、セカンドボールをよく拾って起点になった。
22 阿部勇樹　6
攻撃への関与は物足りないが、最終ラインへのフォローはきめ細か。
3 宇賀神友弥　5.5
足を痛めながらもフル出場。それでも攻守両面で、パンチを欠いた。
9 原口元気　5
持ち込むことさえできず、孤立して興梠、柏木との連係も悪かった。
8 柏木陽介　6
バーを２本叩くなど三度の決定機を活かせずも、決勝点をアシスト。
［FW］
30 興梠慎三　5.5
スルッと抜け出しポストプレーで貢献も、シュート０本に終わる。
［交代出場］
MF 26 関根貴大　7
相手ペースに引きずり込まれそうななか、流れを打破して決勝弾！
FW 20 李忠成　5.5
柏木に好パスを送ったが、守備面でプレッシャーが掛からなかった。
MF 14 平川忠亮　–
試合終了直前に守備固めで右WBに入って、試合を落ち着かせた。
［監督］
ペトロヴィッチ　6.5
関根投入が見事に的中。守備が安定し、90分間を見据えた采配が光る。
 
【C大阪】
［GK］
21 キム・ジンヒョン　5.5
ロスタイムに攻撃に加わり、CKから決定的なヘディング弾を放つ。
［DF］
4 藤本康太　5.5
興梠を振り向かせず封じていた。ただクサビのパス精度が低かった。
23 山下達也　5.5
対峙した原口に仕事はさせなかったものの、攻撃に切り替えられず。
30 ゴイコ・カチャル　5.5
１対１の守備で強さを見せる。ただ周囲と呼吸が合わず苛立っていた。
［MF］
5 長谷川アーリアジャスール　5
中央のスペースを消すだけで、攻撃面ではほとんど目立たなかった。
6 山口蛍　5
68分に決定的なシュートを放った。他は消えている時間もあった。
13 南野拓実　5.5
惜しいシュートを１本放ったが、見せ場はそれだけ。連動性も欠いた。
14 丸橋祐介　5
彼だけの責任ではないが、関根へのマークが緩くなり失点を許す。
17 酒本憲幸　5.5
宇賀神との主導権争いは、やや相手に分があった。チャンスを作れず。
8 柿谷曜一朗　5
長い距離をよく走ったが……。昨季埼スタにいた柿谷とは別人のよう。
［FW］
10フォルラン　5
前線で孤立しがちで、２列目の選手とまるで息が合っていなかった。
［交代出場］
MF 16 安藤淳　–
出場時間が短く、流れを変えるには至らず。持ち味を活かしたかった。
MF 9 永井龍　–
前線の厚みは増したが、シュートを１本も放つことができなかった。
MF 2 扇原貴宏　–
切り札的に投入されたが、ほとんど見せ場を作れず試合を終えた。
［監督］
ランコ・ポポヴィッチ　4.5
連戦の疲れがピークとはいえ、本当にこんなサッカーがしたいのか？
 
［試合内容］
攻めるのを放棄したかのようにマンマークで、ベタ引きし、ミスを狙うだけのＣ大阪に対し、ボールを保持し続ける浦和は焦れずにチャンスを探る。そして77分、柏木とのワンツーから新人の関根が鮮やかに決勝点をねじ込んだ。