選手・監督 採点／寸評
※週刊サッカーダイジェスト5.27号（５月14日発売）より
 
【C大阪】
［GK］
21 キム・ジンヒョン　5.5
鋭いセーブと正確なロングフィードを見せたが、梁の１点に泣いた。
［DF］
4 藤本康太　5
空中戦ではしっかり対応。ただし、後方からチームを鼓舞しきれず。
14 丸橋祐介　5
左サイドでチャンスを作るも、動きが落ちてからは守備が緩慢に。
17 酒本憲幸　5
後半に何度か好機を作った一方で、同サイドを狙われてピンチ招く。
30 ゴイコ・カチャル　5
上手くカットして攻め上がるも、球際ではいつもの強さが見られず。
［MF］
2 扇原貴宏　5
裏へのフィードを繰り出すも、肝心なところではパスを通しきれず。
5 長谷川アーリア ジャスール　5
裏に抜けるシーンは何度かあったが、パスワークには絡みきれず。
6 山口蛍　5
好調時に見られる前線への飛び出しはなく、ただピッチを走るのみ。
13 南野拓実　5
ゴール前まで入り込むシーンを作ったが、シュートを打ちきれず。
［FW］
8 柿谷曜一朗　5
個人で打破しきれず、シュートも１本のみ。判定に苛立つシーンも。
10 フォルラン　5
決定機はあったものの決めきれず。７本のシュートはすべて不発に。
［交代出場］
MF 11楠神順平　5
敵陣深くでドリブルを仕掛ける場面が少なく、相手の脅威になれず。
MF 18ミッチ・ニコルス　5
右サイドに活力をもたらそうとタフに戦うも、落ち着きがなかった。
FW 9 永井龍　-
失点後に投入されたがチームに活力を与える存在とはなれなかった。
［監督］
ランコ・ポポヴィッチ　4.5
戦術に迷いが。交代も後手に回り、ブーイングを浴びる内容で敗戦。
 
【仙台】
［GK］
21 関憲太郎　6.5
相手の好機を果敢にセーブするなど、最後までゴールに鍵をかけた。
［DF］
25 菅井直樹　5.5
前線に飛び出すような仕掛けは少なかったが、粘り強く守り抜いた。
3 渡辺広大　5.5
柿谷への対応で遅れを取ることもあったが、最後までタフに戦った。
2 鎌田次郎　6
最終ラインをしっかりコントロールし、要所をきっちりと締めた。
5 石川直樹　5.5
同サイドの相手に的確な対応。積極性を欠くも自由は与えなかった。
［MF］
11 太田吉彰　5.5
持ち前のスピードを発揮する機会はほとんどなく、無念の途中交代。
17 富田晋伍　5.5
スペースを与える機会もあったが、厳しいチェックでボールを奪う。
27 武井択也　5.5
前半は押し込まれながらも、精力的な動きで相手のパスミスを誘う。
10 梁勇基　6.5
前半は耐える展開も、要所で存在感を発揮。見事に決勝点を奪った。
［FW］
18 ウイルソン　5.5
赤嶺が入った後半途中からは突破や、ゴールに向かう回数が増えた。
19 武藤雄樹　5.5
効果的な抜け出しはなかったがサイドを切り崩すシーンが目立った。
［交代出場］
FW 24 赤嶺真吾　6
前節同様に前線でタメを作り、攻撃を活性。アシストも見事だった。
MF 14 佐々木勇人　6
交代出場早々、決勝点を演出するくさびのパスを通して勝利に貢献。
FW 15 鈴木規郎　-
ロスタイムにピッチに登場。プレー機会がほとんどなく評価できず。
［監督］
渡邉晋　6.5
戦略、采配ともに的確。チームをしっかりとまとめあげて３連勝。
 
［試合内容］
相手の背後を突くシンプルな攻撃を狙ったC大阪だったが、プレー精度に欠け、なかなかチャンスを作れず。一方の仙台も攻撃の糸口を掴めなかったものの、後半、選手交代をきっかけに流れを生み出すと、梁の１発で押し切った。