海外組は4名、初招集組は注目の猶本を含む浦和の4選手。

「リーグで勢いに乗っている「(佐々木監督)ということで浦和から4人が初招集。猶本について佐々木監督は「この招集でひと回りもふた回りも成長してほしい」と期待を寄せた。 (C) Getty Images
5月14日からの「AFC女子アジアカップ」に出場する、なでしこジャパンのメンバー23名が発表された。
「世代交代」がキーワードとなっている現在のなでしこジャパンにおいて、新たにどれだけの選手が招集されるかが注目されていたが、今回はなでしこリーグで現在首位を快走する浦和レッズレディースから、高畑志帆、乗松瑠華、猶本光、吉良知夏の4選手が初代表入りを果たした。
3月に行なわれたアルガルベカップのメンバーと比べると、今回は近賀ゆかり(アーセナル)、鮫島彩(ヒューストン・ダッシュ)、熊谷紗希(リヨン)、安藤梢(フランクフルト)、田中明日菜(フランクフルト)、大野忍(アーセナル)、岩渕真奈(ホッフェンハイム)がクラブの許可を得られず不参加となったことで、特にDF陣は大きく陣容が変わったものの、GK、MFはほぼ同じということで、佐々木則夫監督の世代交代への動きは最低限に止まったと言えるだろう。
なでしこジャパンは、8日に大阪(キンチョウスタジアム)でニュージーランドと親善試合を行なった後、ベトナムでのAFC女子アジアカップに臨み、14日にオーストラリア、16日にベトナム、18日にヨルダンとグループリーグで対戦する。グループリーグで2位以内に入るか、3位でもプレーオフに勝てば、来年、カナダで開催される女子ワールドカップの出場権を得られる。なおグループリーグ上位2チームは準決勝(22日)に進出し、決勝は25日に行なわれる。
◎佐々木監督
「諸条件があるなかでのベストなメンバーを組んだ。(大会について)アジアのチームはわれわれのことを熟知しており、また『日本を倒そう』という気持ちがとても強い。それにワールドカップのアジア枠が5つあるため、各国が『われわれにも出場チャンスがある』という強い気持ちで、しっかり準備をして臨んでくる。しかし、われわれはアジアではランキング1位のチームなので、メンタルの部分でも負けてはいけない」
◆なでしこジャパン招集メンバー
GK
1 福元美穂(岡山湯郷Belle)
18 海堀あゆみ(INAC神戸レオネッサ)
21 山根恵里奈(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
DF
5 上尾野辺めぐみ(アルビレックス新潟レディース)
3 岩清水梓(日テレ・ベレーザ)
2 有吉佐織(日テレ・ベレーザ)
19 宇津木瑠美(モンペリエHSC/フランス)
4 長船加奈(ベガルタ仙台レディース)
23 高畑志帆(浦和レッズレディース)
22 乗松瑠華(浦和レッズレディース)
MF
10 澤穂 希(INAC神戸レオネッサ)
8 宮間あや(岡山湯郷Belle)
9 川澄奈穂美(シアトル・レインFC/アメリカ)
6 阪口夢穂(日テレ・ベレーザ)
20 川村優理(ベガルタ仙台レディース)
14 木龍七瀬(スカイブルーFC/アメリカ)
12 中島依美(INAC神戸レオネッサ)
16 猶本 光(浦和レッズレディース)
FW
7 丸山桂里奈(スペランツァFC大阪高槻)
17 大儀見優季(チェルシーレディースFC/イングランド)
15 菅澤優衣香(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
13 高瀬愛実(INAC神戸レオネッサ)
11 吉良知夏(浦和レッズレディース)
※大儀見はグループリーグ3試合のみの出場
なでしこジャパン招集メンバーを写真で
「世代交代」がキーワードとなっている現在のなでしこジャパンにおいて、新たにどれだけの選手が招集されるかが注目されていたが、今回はなでしこリーグで現在首位を快走する浦和レッズレディースから、高畑志帆、乗松瑠華、猶本光、吉良知夏の4選手が初代表入りを果たした。
3月に行なわれたアルガルベカップのメンバーと比べると、今回は近賀ゆかり(アーセナル)、鮫島彩(ヒューストン・ダッシュ)、熊谷紗希(リヨン)、安藤梢(フランクフルト)、田中明日菜(フランクフルト)、大野忍(アーセナル)、岩渕真奈(ホッフェンハイム)がクラブの許可を得られず不参加となったことで、特にDF陣は大きく陣容が変わったものの、GK、MFはほぼ同じということで、佐々木則夫監督の世代交代への動きは最低限に止まったと言えるだろう。
なでしこジャパンは、8日に大阪(キンチョウスタジアム)でニュージーランドと親善試合を行なった後、ベトナムでのAFC女子アジアカップに臨み、14日にオーストラリア、16日にベトナム、18日にヨルダンとグループリーグで対戦する。グループリーグで2位以内に入るか、3位でもプレーオフに勝てば、来年、カナダで開催される女子ワールドカップの出場権を得られる。なおグループリーグ上位2チームは準決勝(22日)に進出し、決勝は25日に行なわれる。
◎佐々木監督
「諸条件があるなかでのベストなメンバーを組んだ。(大会について)アジアのチームはわれわれのことを熟知しており、また『日本を倒そう』という気持ちがとても強い。それにワールドカップのアジア枠が5つあるため、各国が『われわれにも出場チャンスがある』という強い気持ちで、しっかり準備をして臨んでくる。しかし、われわれはアジアではランキング1位のチームなので、メンタルの部分でも負けてはいけない」
◆なでしこジャパン招集メンバー
GK
1 福元美穂(岡山湯郷Belle)
18 海堀あゆみ(INAC神戸レオネッサ)
21 山根恵里奈(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
DF
5 上尾野辺めぐみ(アルビレックス新潟レディース)
3 岩清水梓(日テレ・ベレーザ)
2 有吉佐織(日テレ・ベレーザ)
19 宇津木瑠美(モンペリエHSC/フランス)
4 長船加奈(ベガルタ仙台レディース)
23 高畑志帆(浦和レッズレディース)
22 乗松瑠華(浦和レッズレディース)
MF
10 澤穂 希(INAC神戸レオネッサ)
8 宮間あや(岡山湯郷Belle)
9 川澄奈穂美(シアトル・レインFC/アメリカ)
6 阪口夢穂(日テレ・ベレーザ)
20 川村優理(ベガルタ仙台レディース)
14 木龍七瀬(スカイブルーFC/アメリカ)
12 中島依美(INAC神戸レオネッサ)
16 猶本 光(浦和レッズレディース)
FW
7 丸山桂里奈(スペランツァFC大阪高槻)
17 大儀見優季(チェルシーレディースFC/イングランド)
15 菅澤優衣香(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
13 高瀬愛実(INAC神戸レオネッサ)
11 吉良知夏(浦和レッズレディース)
※大儀見はグループリーグ3試合のみの出場
なでしこジャパン招集メンバーを写真で