ルヴァン杯前夜祭に登場の初代MVPカズ。第1回大会は「移籍の話で揉めていた中で…」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年11月03日

「この時期になると、初代MVPになったことや優勝したことを必ず思い出す」

第1回大会で決勝ゴールを放ち、MVPに輝いたカズ。この時期になると、当時のことを思い出すという。写真:サッカーダイジェスト

画像を見る

 ルヴァンカップ決勝の前夜祭が11月3日、両チームの選手・スタッフが集結して開催された。
 
 第2部では、大会初代MVPの“キング・カズ”こと三浦知良が登場し、25回目を迎える決勝戦の前夜祭に華を添えた。カズは翌日の決勝を迎えるにあたり、次のような祝辞を述べた。
「25年前にこのカップ戦が始まり、ここまでサポーターの皆さんや、いろいろな人たちの支えがあって続いてきたと思います。この先もずっと続いていけるように、みんなで盛り上げていきたいですし、本当に25周年おめでとうございます」

 
 そして、当時ナビスコカップだった第1回のリーグカップについても懐かしく振り返っている。
「92年の決勝では僕が清水エスパルスに行くか、ヴェルディに残るかという移籍の話で揉めまして、だいぶその話で盛り上がっていたなかで、11月の最初のカップ戦で、そのエスパルスと当たって感慨深いものがありましたし、あの時、僕が(ヴェルディの)キャプテンだったんですけど、エスパルスのキャプテンは僕の兄貴で、そういう意味でもすごく思い出深いものがありました」
 
 第1回大会では、自らの決勝ゴールでヴェルディ川崎に栄冠をもたらしたカズだが、「この時期、11月はルヴァンカップの決勝があるんですけど、必ず25年前の初代MVPになったことや優勝したことを毎年毎年思い出します」と笑顔で語り、司会の青島達也アナウンサーからは、「では、この大会はカズさんにとっての原点ですね」とマイクを向けられると、「93年のJリーグ元年の始まる前の大会ですから、非常に大切な大会だと思っています」と、リーグカップの重みについても語った。
 
 また、決勝で戦うC大阪と川崎に対しては、「両チームとも本当にレベルの高い、質の高いサッカーをリーグ戦でもカップ戦でも見せてくれている。明日の決勝でも欧州や南米に負けないようなファイナルをみんなに見せてほしいと思います」とエールを贈った。
【関連記事】
【ルヴァン杯決勝展望】川崎は大一番に間に合った大島僚太の出来が“悲願成就”の鍵を握る!
【ルヴァン杯決勝展望】C大阪は「俺たちのルヴァンカップ」の合言葉の下、創り上げた一体感で挑む
【川崎】約1か月ぶりに復帰した司令塔・大島僚太。気になるコンディションは?
【C大阪】清武と山口が口を揃えた――ルヴァン決勝に向けた共通の“キーワード”
“川崎のバンディエラ”中村憲剛のキャリア初戴冠への想い「みんなを信じ、自分を信じてやっていく」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年7月号
    6月10日(火)発売
    今、面白いクラブを総力特集‼
    ファジアーノ岡山
    徹底読本
    クラブが辿った奇跡のストーリーに迫る
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年7月17日号
    7月3日発売
    2025-2026 EUROPEAN LEAGUES
    ヨーロッパ主要クラブ 開幕フォーメーション大予想
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ