首位・鹿島が横浜に敗戦…。植田が痛恨ミス、終盤の猛攻も実らず2試合ぶりの黒星

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年10月21日

植田直通が同点弾を決め、逆転の雰囲気はあったのだが…。

堅守の鹿島がまさかの3失点。ミスやセットプレーから失点し、らしくないところを見せた。(C) SOCCER DIGEST

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[J1リーグ30節]横浜 3-2 鹿島/日産スタジアム
 
 首位の鹿島が手痛い敗戦を喫した。

 昼間のゲームで2位の川崎が勝利したため、鹿島としてはこの横浜戦は是が非でも勝点3を掴みたいところ。しかし、常勝軍団は開始早々に出鼻をくじかれてしまう。3分にCKを与えると、天野純の左足から伊藤翔にヘディングシュートを決められる。続く14分には植田直通が自陣でトラップミス。バックパスを受け損なうと、ボールをカットした天野にそのままネットを揺らされた。
 
 前半15分で2点のビハインドを背負った鹿島。試合の経過とともに落ち着きを取り戻すが、ゴールをこじ開けるまでには至らない。25分には出場停止から戻ってきた金崎夢生のプレスバックから、レオ・シルバがペナルティエリア内でシュートを放つも枠の外。相手よりもシュートを多く放ちながら得点が遠かった鹿島だが、アディショナルタイムにCKから山本脩斗が1点を返して前半を終えた。
 
 迎えた後半も、鹿島は自分たちのペースで試合を進めていく。すると66分、ついに鹿島が同点に追い付く。1点目と同様にL・シルバが右CKを蹴ると、ここに走りこんできたのは植田。中澤佑二とのポジション争いを制し、2失点目のミスを挽回する同点弾を決めた。
 
 試合を振り出しに戻し、鹿島は勢いづくが、再び一瞬の隙を突かれてしまう。74分だった。山中亮輔のラストパスを受けた遠藤渓太にシュートを打たれ、最後は昌子源の足に当てるもゴールとなってしまった。
 
 鹿島は再び追いかける展開となったが、その後はゴールをこじ開けられず。「反撃の勢いがあったので、3点目が取れなくて残念」と大岩剛監督が語ったように、終盤の猛攻が実らないまま2試合ぶりの黒星を喫した。2位・川崎との勝点差は、残り4試合で2ポイントに縮まり、予断を許さない状況となった。

 一方、勝利を収めた横浜はACL出場権内の3位に浮上。残り4試合でその座をキープできるか、注目が集まる。
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