ピケ退場で数的不利になるも…メッシの美弾など3発快勝のバルサが首位固め!

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年10月19日

ピケ退場後も攻め続けたバルサ。

メッシ(左端)の得点で見事に快勝したバルサ。がっちりと首位の座を守っている。 (C) Getty Images

画像を見る

 現地時間10月17日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループD第3節で、バルセロナとオリンピアコスが対戦した。
 
 現在D組で首位に立つバルセロナは、通常通りの4-3-3システムを採用。最前線にはリオネル・メッシとルイス・スアレスとともに、ジェラール・デウロフェウが名を連ねた。
 
 試合は開始直後から個の能力で上回るバルサが、引いて、自陣に守備ブロックを形成したオリンピアコスを攻め込むという構図のなかで展開する。6分にはスアレスがCKからファーストチャンスを掴みかけた。
 
 ほぼワンサイドで試合を進めて主導権を握ったバルサは、18分、右サイドのデウロフェウがゴール前へクロスを供給すると、これが相手DFのディミトリオス・ニコラオウのオウンゴールを誘発し、先制に成功する。
 
 しかし、1点を失ってもなおも、全員が守備のために戻り、徹底した守備固めを行なうオリンピアコスにバルサは手を焼き、なかなか追加点を挙げることができない。
 
 そんな中、バルサはアクシデントに見舞われる。42分、デウロフェウからのクロスを押し込んだジェラール・ピケが追加点を挙げたかに思われたが、ピケが手で押し込んでいたとしてノーゴールの判定に。
 
 さらに、このプレーでこの日2枚目となるイエローカードを受けたピケは退場に。バルセロナは残り時間を10人で戦うことになったのだ。
 
 数的優位となっても守備意識を緩めないオリンピアコスに苦戦したバルサだが、61分にメッシが鮮やかなフリーキックを直接沈めて待望の追加点をもたらすと、その3分後にはリュカ・ディーニュが決めて、一気に3点差とした。
 
 その後も危なげく試合を進めたバルサは、89分にコーナーキックからニコラオウにヘディングシュートを決められたが、2点差を守り切って3-1と逃げ切った。
 
 ピケの退場により、数的不利という状況に追い込まれたバルサ。しかし、終わってみれば3点を奪っての快勝と、その実力をしっかりと示し、3連勝でグループ首位をがっちりキープした。
 
【関連記事】
アザールとゼコが2発ずつの乱打戦! チェルシーとローマが痛み分け
カバーニがネイマールとの関係について「友人になる必要なんてない」ときっぱり
ブラジルの至宝、オスカールが浦和レッズに感服「彼らは自信に満ち溢れていた」
【ACL】フッキらを抑えた阿部勇樹が守備の出来を自賛!10年ぶりの決勝では「この雰囲気をもう一回味わいたい」
【ACL】オスカール、フッキにも負けない!決勝弾のラファエル・シルバが胸を張った「浦和の強み」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ