永井がネットを揺らすも、オフサイドの判定…。
[J1リーグ28節]FC東京 0-0 磐田/9月30日/味スタ
J1リーグ28節のFC東京対磐田が9月30日、味の素スタジアムで行なわれ、0-0の引き分けに終わった。
ホームのFC東京は3-4-2-1、アウェーの磐田は4-2-3-1の布陣でスタート。序盤にペースを握ったのは磐田で、後方から丁寧なビルドアップでボールを前に運び、奪われた後も素早く攻守を切り替えてピンチを未然に防ぐ。
3分にはら左サイドから崩し、最後は川辺がミドルを放てば、23分にはカウンターからアダイウトンが果敢に狙う。最大のチャンスは41分。中村俊のCKから川又が決定的なシュートも、これは惜しくもバーに嫌われてしまった。
一方のFC東京は、ピッチの横幅を広く使って両サイドに起点を作りつつ、永井や大久保が縦への鋭さを見せる場面もあったが、奏功せず。ポゼッションできている時間帯はあったものの、効果的な崩しは少なかった。
思うようにゲームを進められなかったFC東京だが、後半は立ち上がりからアグレッシブな姿勢を見せる。52分には裏に抜け出した永井がネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定。その後はややオープンな展開になるなか、FC東京が攻撃の手を緩めず、大久保や髙萩を中心に磐田を押し込んでいく。
球際の勝負でも後手を踏む磐田は、なかなかチャンスを作れずに苦しむ。71分には中村俊が遠目から思い切って狙ったが、相手を慌てさせるには至らない。
もっとも、劣勢を強いられるも粘り強い守備は破たんせず、失点を許さない。FC東京は選手交代で変化をつけようとしたが、結局、スコアボードは動かせなかった。
試合は0-0のドロー決着となり、勝点1を分け合う結果となった。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
J1リーグ28節のFC東京対磐田が9月30日、味の素スタジアムで行なわれ、0-0の引き分けに終わった。
ホームのFC東京は3-4-2-1、アウェーの磐田は4-2-3-1の布陣でスタート。序盤にペースを握ったのは磐田で、後方から丁寧なビルドアップでボールを前に運び、奪われた後も素早く攻守を切り替えてピンチを未然に防ぐ。
3分にはら左サイドから崩し、最後は川辺がミドルを放てば、23分にはカウンターからアダイウトンが果敢に狙う。最大のチャンスは41分。中村俊のCKから川又が決定的なシュートも、これは惜しくもバーに嫌われてしまった。
一方のFC東京は、ピッチの横幅を広く使って両サイドに起点を作りつつ、永井や大久保が縦への鋭さを見せる場面もあったが、奏功せず。ポゼッションできている時間帯はあったものの、効果的な崩しは少なかった。
思うようにゲームを進められなかったFC東京だが、後半は立ち上がりからアグレッシブな姿勢を見せる。52分には裏に抜け出した永井がネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定。その後はややオープンな展開になるなか、FC東京が攻撃の手を緩めず、大久保や髙萩を中心に磐田を押し込んでいく。
球際の勝負でも後手を踏む磐田は、なかなかチャンスを作れずに苦しむ。71分には中村俊が遠目から思い切って狙ったが、相手を慌てさせるには至らない。
もっとも、劣勢を強いられるも粘り強い守備は破たんせず、失点を許さない。FC東京は選手交代で変化をつけようとしたが、結局、スコアボードは動かせなかった。
試合は0-0のドロー決着となり、勝点1を分け合う結果となった。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)