ミランの19歳FWがロスタイムに劇的弾! 連続失点で冷や汗もEL2連勝

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年09月29日

一時は同点に追いつかれるがロスタイムに突き放す。

クトローネ(右)はロスタイムに決勝点。ミランの勝利に貢献した。(C)Getty Images

画像を見る

 現地時間9月28日、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ2節でミランがリエカを3-2で下した。
 
 ホームのミランはEL1節から使っている3-5-2システムを採用。アンカーにはビグリアを休ませてロカテッリ、左WBには本来ウイングのボリーニ、2トップにはA・シウバとクトローネを起用した。
 
 序盤はクロアチア王者のアグレッシブな姿勢やや押され気味だったミランだが、14分に先制に成功する。左サイドで縦パスを受けたA・シウバが敵DFを交わしてペナルティーエリア内に侵入し、右足を振り抜いてゴールネットを揺らした。
 
 その後は一進一退の攻防が続いたが、ミランは54分に追加点を挙げる。CKからボールを繋ぎ、最後はムサッキオが右足で蹴り込んだ。
 
 しかしリエカは84分、1点を返す。ボヌッチと上手く入れ替わってスピードに乗って裏に抜けた途中出場のアコスティが、1対1になったGKドンナルンマと衝突しながらも、ボールはゴールネットに転がっていった。
 
 さらに90分、クルニッチがロマニョーリに倒されてPKを獲得。これをエレスが決めて、なんと土壇場で同点に追いついた。
 
 しかし93分、ミランが再び突き放す。左サイドから中央にカットインしたボリーニが敵最終ラインの裏にロビングのスルーパスを出すと、これに反応したクロトーネが相手GKの前でボールを左足でつついて、ゴールネットを揺らしたのだ。
 
 この19歳FWの劇的弾が決勝点となって、ミランが3-2でリエカを下した。6節を終えたセリエAで早くも2敗を喫して、不満の声が高まっていたモンテッラ監督だが、ELは2連勝のグループD首位と何とか結果を残す。10月1日のセリエA7節・ローマ戦に向けて弾み付けた。
 
【関連記事】
ミラン全選手の「年俸」が判明! ボヌッチとドンナルンマはセリエA屈指、“安すぎる”スソは新契約で昇給へ
「もうでっち上げはやめてくれ!」ネイマールがPKキッカー騒動で怒りをぶちまける!
実に7年ぶり! UEFAランクでセリエAがブンデスリーガを抜いてトップ3に返り咲き!
元マンUの鉄人ロイ・キーンが「怠け者」「お粗末」「正気とは思えない」と断じたCBは誰?
岡崎慎司のゴールラッシュは想定内!? レスター指揮官が開幕前のやりとりを明かす

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年10月号
    9月10日(水)発売
    [注目クラブを総力特集!!]
    京都サンガF.C.2025
    大躍進の秘密を徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年9月4日・9月18日合併号
    8月21日(木)発売
    プレミアリーグ展望&ガイド 詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ