柴崎岳とスタメンを争う!? ヘタフェがウルグアイ出身の俊英ボランチを獲得

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年08月10日

今夏12番目の新加入は、闘争心剥き出しのファイター。

日増しにチーム内での足場を固めつつある柴崎。主戦場はトップ下か、ボランチか、あるいは──。(C)Getty Images

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ヘタフェにレンタル加入したウルグアイ人MF、アランバッリ。無尽蔵のスタミナで広範囲をカバーするダイナモだ。(C)Getty Images

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 8月9日、元日本代表MFの柴崎岳を擁するヘタフェが、買い取りを含めて今夏12番目となる新加入選手を発表した。元ウルグアイU-20代表で、つい先日までフランスのボルドーでプレーしていたMFマウロ・アランバッリだ。
 
 1995年9月30日生まれの21歳。175センチ・74キロの均整のとれた体躯を誇り、激しさと闘争心を前面に押し出す、いかにもウルグアイ人ボランチらしいファイターだ。2015年にニュージーランドで開催されたU-20ワールドカップでは母国代表の主軸を担い、全4試合に出場した。
 
 育成に定評があるウルグアイの名門ディフェンソールで英才教育を施され、2016年1月に鳴り物入りでボルドーに入団する。しかし度重なる怪我で思うようなプレーができず、復帰後も出場機会は限定。そして去る8月8日、契約を2年半残し、双方合意の下で解除した。いったんウルグアイ1部のボストン・リーベルに籍を移したうえで、ヘタフェに1年間、貸し出されることとなった。買い取りオプション付きだ。
 
 ヘタフェにおけるボランチのポジション争いは熾烈を極める。主将のメディ・ラセン、マルケル・ベルガラ、セルヒオ・モラ、ファイチャル・ファジル、そして柴崎らがスタメン候補だ。ただ、司令塔としての活躍が期待される柴崎とアランバッリはタイプが異なるため、直接的なライバルとはなり得ないか。元日本代表MFはトップ下で先発の座を掴む可能性も低くない。
 
 いずれにせよ、ベテランが多く、20代前半のレギュラークラスが少ないヘタフェにとっては、期待値の高いニューカマーと言えそうだ。
 
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