ミラノ勢は新戦力の低調が顕著で…。

ガブリエウ(右)とマリオ(左)にバネガを加えた3人がワースト10に。インテルが不本意な結果に終わったのは、期待の新戦力が軒並み期待を裏切ったことと無関係ではない。(C)Getty Images
2016-17シーズンのセリエAで、最も期待を裏切った新戦力は誰か。失望の度合いで「ワースト10」のランキングを作成すると……。目を引くのがミラノ勢で、インテル、ミラノともに3人ずつがワースト10入り。補強での失策が、それぞれ6位、7位という不本意な結果に繋がった印象は否めない。
ワースト1位
ガブリエウ(インテル/ブラジル代表/FW)
移籍金:2950万€(約35億円)
16-17シーズン成績:9試合・1得点・0アシスト
鳴り物入りで加入しながら、タクティカルなイタリアのサッカーに合わず、わずか113分間の出場(先発はゼロ)に終わる。守備や戦術面で課題が山積みだ。
ワースト2位
エマヌエレ・ジャッケリーニ(ナポリ/イタリア代表/MF)
移籍金:150万€(約1億8000万円)
16-17シーズン成績:16試合・1得点・0アシスト
素早くパスを繋ぐスタイルにまったくフィットできず、ターンオーバー要員にすらなれなかった。EURO2016で大活躍した男が、先発わずか1試合では……。
ワースト3位
ジョアン・マリオ(インテル/ポルトガル代表/MF)
移籍金:4000万€(約48億円)
16-17シーズン成績:30試合・3得点・5アシスト
加入直後は躍動感溢れるプレーを披露するも、徐々にトーンダウン。フィジカルと守備力の弱さも露見し、高額移籍金に見合う活躍には程遠かった。
ワースト4位
レオナルド・パボレッティ(ナポリ/イタリア代表/FW)
移籍金:1800万€(約22億円)
16-17シーズン成績:6試合・0得点・0アシスト(ナポリ)
冬にジェノアからナポリに移籍も、ペナルティーエリア内で勝負するタイプのため、3トップが流動的に動いて連携する戦術では持ち味を発揮できず。露呈したのはドリース・メルテンスとのクオリティーの違いだ。
ワースト5位
エベル・バネガ(インテル/アルゼンチン代表/MF)
移籍金:0€
16-17シーズン成績:28試合・6得点・6アシスト
インテンシティーの低さが原因で守備の局面で足を引っ張り、ステーファノ・ピオーリ体制下で大きく株を落とす。28節(アタランタ戦)のハットトリックがほぼ唯一の勲章に。
ワースト6位
リッカルド・サポナーラ(フィオレンティーナ/イタリア国籍/MF)
移籍金:150万€(レンタル料/約1億8000万円)
16-17シーズン成績:11試合・2得点・2アシスト
ヨーロッパリーグ出場権獲得の切り札として冬にエンポリからフィオレンティーナに加入も、自慢の突破力が影を潜めてノーインパクトに。王様として振る舞えるチームでなければ活躍は難しいか。
ワースト7位
ルーカス・オカンポス(ミラン/アルゼンチン国籍/FW)
移籍金:50万€(レンタル料/約6000万円)
16-17シーズン成績:12試合・0得点・2アシスト
前半戦にジェノアで披露した輝きが、ミランでは鳴りを潜める。同時期に加入したジェラール・デウロフェウとの競争に敗れて、終盤戦はベンチが指定席となった。
ワースト8位
ジョルダン・ルカク(ラツィオ/ベルギー代表/DF)
移籍金:400万€(約4億8000万円)
16-17シーズン成績:16試合・0得点・1アシスト
帯に短し襷に長しの印象で、ウイングバックとしては攻撃面、サイドバックとしては守備面で決め手に欠けた。怪我もあったとはいえ入団当初の高い期待に応えられず。
ワースト9位
ホセ・ソサ(ミラン/アルゼンチン代表/MF)
移籍金:750万€(約9億円)
16-17シーズン成績:18試合・0得点・3アシスト
球離れの悪さが足枷となり周囲と噛み合わずにベンチが定位置に。アンカーを任された終盤戦に多少は評価を見直されたが、継続性には欠けた。
ワースト10位
グスタボ・ゴメス(ミラン/パラグアイ代表/DF)
移籍金:850万€(約10億200万円)
16-17シーズン成績:18試合・0得点・0アシスト
主力級の活躍を期待されながら欧州の水に馴染めず不安定なプレーに終始した。持ち味の長短のパスも精度を欠き、最終的にCBの序列で4番手に。
※ワールドサッカーダイジェスト2017.7.6号より加筆・修正
ワースト1位
ガブリエウ(インテル/ブラジル代表/FW)
移籍金:2950万€(約35億円)
16-17シーズン成績:9試合・1得点・0アシスト
鳴り物入りで加入しながら、タクティカルなイタリアのサッカーに合わず、わずか113分間の出場(先発はゼロ)に終わる。守備や戦術面で課題が山積みだ。
ワースト2位
エマヌエレ・ジャッケリーニ(ナポリ/イタリア代表/MF)
移籍金:150万€(約1億8000万円)
16-17シーズン成績:16試合・1得点・0アシスト
素早くパスを繋ぐスタイルにまったくフィットできず、ターンオーバー要員にすらなれなかった。EURO2016で大活躍した男が、先発わずか1試合では……。
ワースト3位
ジョアン・マリオ(インテル/ポルトガル代表/MF)
移籍金:4000万€(約48億円)
16-17シーズン成績:30試合・3得点・5アシスト
加入直後は躍動感溢れるプレーを披露するも、徐々にトーンダウン。フィジカルと守備力の弱さも露見し、高額移籍金に見合う活躍には程遠かった。
ワースト4位
レオナルド・パボレッティ(ナポリ/イタリア代表/FW)
移籍金:1800万€(約22億円)
16-17シーズン成績:6試合・0得点・0アシスト(ナポリ)
冬にジェノアからナポリに移籍も、ペナルティーエリア内で勝負するタイプのため、3トップが流動的に動いて連携する戦術では持ち味を発揮できず。露呈したのはドリース・メルテンスとのクオリティーの違いだ。
ワースト5位
エベル・バネガ(インテル/アルゼンチン代表/MF)
移籍金:0€
16-17シーズン成績:28試合・6得点・6アシスト
インテンシティーの低さが原因で守備の局面で足を引っ張り、ステーファノ・ピオーリ体制下で大きく株を落とす。28節(アタランタ戦)のハットトリックがほぼ唯一の勲章に。
ワースト6位
リッカルド・サポナーラ(フィオレンティーナ/イタリア国籍/MF)
移籍金:150万€(レンタル料/約1億8000万円)
16-17シーズン成績:11試合・2得点・2アシスト
ヨーロッパリーグ出場権獲得の切り札として冬にエンポリからフィオレンティーナに加入も、自慢の突破力が影を潜めてノーインパクトに。王様として振る舞えるチームでなければ活躍は難しいか。
ワースト7位
ルーカス・オカンポス(ミラン/アルゼンチン国籍/FW)
移籍金:50万€(レンタル料/約6000万円)
16-17シーズン成績:12試合・0得点・2アシスト
前半戦にジェノアで披露した輝きが、ミランでは鳴りを潜める。同時期に加入したジェラール・デウロフェウとの競争に敗れて、終盤戦はベンチが指定席となった。
ワースト8位
ジョルダン・ルカク(ラツィオ/ベルギー代表/DF)
移籍金:400万€(約4億8000万円)
16-17シーズン成績:16試合・0得点・1アシスト
帯に短し襷に長しの印象で、ウイングバックとしては攻撃面、サイドバックとしては守備面で決め手に欠けた。怪我もあったとはいえ入団当初の高い期待に応えられず。
ワースト9位
ホセ・ソサ(ミラン/アルゼンチン代表/MF)
移籍金:750万€(約9億円)
16-17シーズン成績:18試合・0得点・3アシスト
球離れの悪さが足枷となり周囲と噛み合わずにベンチが定位置に。アンカーを任された終盤戦に多少は評価を見直されたが、継続性には欠けた。
ワースト10位
グスタボ・ゴメス(ミラン/パラグアイ代表/DF)
移籍金:850万€(約10億200万円)
16-17シーズン成績:18試合・0得点・0アシスト
主力級の活躍を期待されながら欧州の水に馴染めず不安定なプレーに終始した。持ち味の長短のパスも精度を欠き、最終的にCBの序列で4番手に。
※ワールドサッカーダイジェスト2017.7.6号より加筆・修正