降格の憂き目にあったシーズンのオフに、サンダーランドのイングランド人MF、リー・カッターモールはとんでもない醜態を晒してしまった。
 
　カッターモールはイングランドU-21代表にも招集経験があるボランチで、相手の攻撃の芽を摘み取ることに長けており、イングランド特有のハードタックルも恐れない肝の据わったプレーヤーである。
 
　そんなハードワーカーの休暇中の失態をリークしたのが、英紙『サン』だ。
 
　イタリアのコモ湖でガールフレンドと思しき女性とオフを満喫するカッターモールが、なんとスピードボートを走行中に船酔いによって嘔吐したと写真付きで伝えたのだ。
 
　同紙は、船上でカッターモールが突然、自分の指を口に突っ込み、湖に向かって吐いてしまったとその一部始終を詳細にレポート。写真でその決定的瞬間を収めたサン紙は、「彼は最高の時を過ごせていなかったようだ。その静けさで知られるコモ湖においてカッターモールは明らかにもがいていた」と、その苦闘ぶりを報告している。
 
　レポートによれば、嘔吐の直後、湖の中に潜り込んで酔いを醒ましたカッターモールは、船上に上がった際に寄り添っていた美人女性から熱いキスで励まされたという。
 
　昨シーズンは怪我に悩まされプレミアリーグの出場がわずか８試合に留まったカッターモールは、チームも10年ぶりに２部に降格するなど散々な１年を送った。
 
　そんなシーズンの終わりに、闘志溢れるプレースタイルとは裏腹の「「船酔い」という思わぬ弱点をリークされてしまった。
 
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