「応戦した。さして珍しいことではない」と説明。
リーガエスパニョーラの1部昇格プレーオフ準決勝で、指揮官による「選手ヘッドバット事件」が起きた。
6月17日、ヘタフェ対ウエスカの第2レグ。敵地に乗り込んだウエスカは37分にゴールを許し、2戦合計で2-3のピンチに陥る。後半に入っても突破口を見いだせず、60分、フアン・アントニオ・アンケラ監督はMFダビド・ロペスに交代を命じ、攻撃のカードを切った。
この采配に激高したのが当のD・ロペスだ。罵りながら指揮官の前を通り過ぎ、ペットボトルを思い切り蹴り上げた。これにプッツンしてしまったのがアンケラ監督。ロペスを追いかけて詰め寄り、叱責しながら額をこすりつけ、そのままゴツンと頭突きを見舞ったのだ。
反撃に出ようとしたロペスはスタッフや控えの選手たちに制止され、それ以上の騒動には発展しなかった。極度の興奮状態で起きた前代未聞のハプニング。この一連のやりとりは瞬く間に動画で拡散し、スペインの国内メディアも大々的に報じた。
試合後、アンケル監督はなに食わぬ顔で、こう説明した。
「なにも不思議なことではない。選手たちには意見を言う権利がある。ただダビドの場合は私に食ってかかってきた。だから私も応戦した。それだけのことで、さして珍しくはない。互いを敬う気持ちを忘れてはいけないけどね」
ウエスカは結局その後に2点を奪われ、0-3で敗戦。昇格の夢は断たれた。
さらにこの試合では、タイムアップ直前にウエスカのイニゴ・ロペスが相手選手に唾を吐きかけたことも発覚。なんとも後味の悪い結末となった。国内メディアは、指揮官およびD・ロペスにはクラブから、I・ロペスにはリーガから、なんらかの処分が下されるだろうと報じている。
勝利したヘタフェは、6月21日に第1戦、24日に第2戦が開催される決勝で、柴崎岳が所属するテネリフェと対戦する。
6月17日、ヘタフェ対ウエスカの第2レグ。敵地に乗り込んだウエスカは37分にゴールを許し、2戦合計で2-3のピンチに陥る。後半に入っても突破口を見いだせず、60分、フアン・アントニオ・アンケラ監督はMFダビド・ロペスに交代を命じ、攻撃のカードを切った。
この采配に激高したのが当のD・ロペスだ。罵りながら指揮官の前を通り過ぎ、ペットボトルを思い切り蹴り上げた。これにプッツンしてしまったのがアンケラ監督。ロペスを追いかけて詰め寄り、叱責しながら額をこすりつけ、そのままゴツンと頭突きを見舞ったのだ。
反撃に出ようとしたロペスはスタッフや控えの選手たちに制止され、それ以上の騒動には発展しなかった。極度の興奮状態で起きた前代未聞のハプニング。この一連のやりとりは瞬く間に動画で拡散し、スペインの国内メディアも大々的に報じた。
試合後、アンケル監督はなに食わぬ顔で、こう説明した。
「なにも不思議なことではない。選手たちには意見を言う権利がある。ただダビドの場合は私に食ってかかってきた。だから私も応戦した。それだけのことで、さして珍しくはない。互いを敬う気持ちを忘れてはいけないけどね」
ウエスカは結局その後に2点を奪われ、0-3で敗戦。昇格の夢は断たれた。
さらにこの試合では、タイムアップ直前にウエスカのイニゴ・ロペスが相手選手に唾を吐きかけたことも発覚。なんとも後味の悪い結末となった。国内メディアは、指揮官およびD・ロペスにはクラブから、I・ロペスにはリーガから、なんらかの処分が下されるだろうと報じている。
勝利したヘタフェは、6月21日に第1戦、24日に第2戦が開催される決勝で、柴崎岳が所属するテネリフェと対戦する。