レスター復調の原動力は熱狂的なサポーター。
4月4日、プレミアリーグ第31節が行なわれ、レスターは2-0でサンダーランドを下したが、この勝利は会長からサポーターへ贈られた『おもてなし』の効果が影響しているのかもしれない。
この試合の前日は、レスターのヴィチャイ・スリバッダナプラバ会長の60歳の誕生日。この記念日をサポーターとともに祝いたいと考えた会長は、試合当日に観客全員にビールとカップケーキを無料で振る舞ったのだ。
このタイ人オーナーは、昨年の誕生日に行なわれたサウサンプトン戦でもビールやドーナッツ、ミートパイをサポーターに振る舞い、レスターは優勝争いを演じるうえで重要な勝利を収めていた。今年の大盤振る舞いはこの時の験を担ぐ意味合いもあったかもしれない。
試合は、膠着した状態が続いたものの69分にイスラム・スリマニがヘディングでネットを揺らし、さらに78分にジェイミー・ヴァーディーが左足を豪快に振り抜きレスターが逃げ切った。試合後、おもてなしの効果があったのか、スタジアムのボルテージは最高潮に達していた。
一時は降格の危機にあったレスターは、2月23日にクラウディオ・ラニエリ監督を解任し、ヘッドコーチだったクレイグ・シェイクスピアを昇格させてから公式戦6戦全勝と絶好調だ。この連勝にはサポーターの力が大きく影響していると言えるだろう。
左SBのクリスティアン・フクスは、シェイクスピアの初采配となったリバプール戦で勝利を飾った時からサポーターの急激な士気の高まりを感じてきたという。フクスは次のように語っている。
「今のキング・パワースタジアムの雰囲気はクレイジーだ。ファンは私たちを次々と勝利に導いてくれる。とくにチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のセビージャ戦では、際立った応援を見せてくれた。今後もさらに熱い瞬間を味わえるのを楽しみにしている」
言うまでもなくのサポーターは復活したチームの大きなエネルギーになっている。CLでさらに勝ち抜いた暁には、会長の誕生日とは関係なく、サポーターへの手厚いおもてなしが期待される。
文・ワールドサッカーダイジェスト編集部
この試合の前日は、レスターのヴィチャイ・スリバッダナプラバ会長の60歳の誕生日。この記念日をサポーターとともに祝いたいと考えた会長は、試合当日に観客全員にビールとカップケーキを無料で振る舞ったのだ。
このタイ人オーナーは、昨年の誕生日に行なわれたサウサンプトン戦でもビールやドーナッツ、ミートパイをサポーターに振る舞い、レスターは優勝争いを演じるうえで重要な勝利を収めていた。今年の大盤振る舞いはこの時の験を担ぐ意味合いもあったかもしれない。
試合は、膠着した状態が続いたものの69分にイスラム・スリマニがヘディングでネットを揺らし、さらに78分にジェイミー・ヴァーディーが左足を豪快に振り抜きレスターが逃げ切った。試合後、おもてなしの効果があったのか、スタジアムのボルテージは最高潮に達していた。
一時は降格の危機にあったレスターは、2月23日にクラウディオ・ラニエリ監督を解任し、ヘッドコーチだったクレイグ・シェイクスピアを昇格させてから公式戦6戦全勝と絶好調だ。この連勝にはサポーターの力が大きく影響していると言えるだろう。
左SBのクリスティアン・フクスは、シェイクスピアの初采配となったリバプール戦で勝利を飾った時からサポーターの急激な士気の高まりを感じてきたという。フクスは次のように語っている。
「今のキング・パワースタジアムの雰囲気はクレイジーだ。ファンは私たちを次々と勝利に導いてくれる。とくにチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のセビージャ戦では、際立った応援を見せてくれた。今後もさらに熱い瞬間を味わえるのを楽しみにしている」
言うまでもなくのサポーターは復活したチームの大きなエネルギーになっている。CLでさらに勝ち抜いた暁には、会長の誕生日とは関係なく、サポーターへの手厚いおもてなしが期待される。
文・ワールドサッカーダイジェスト編集部