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テネリフェ柴崎、初スタメン出場! 指揮官は労をねぎらうも「ボールを持つという部分でガクに期待したが…」

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年04月03日

「ガクを信頼している。まだ戦いに適応している最中だ」(監督)

ワンプレーごとに歓声が上がるなど、地元の観客の関心や期待も高い柴崎。一歩ずつ前進しているが、早期の適応、そして目に見える結果が求められている。写真は前節カディス戦前。 (C) Getty Images

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 4月2日(現地時間)、リーガ・エスパニョーラ2部の第32節が行なわれ、テネリフェは1-0でオビエドを下した。
 
 1月にテネリフェに加入した柴崎岳は、30節のレウス戦で74分から出場してスペイン・デビューを飾ったが、前節のカディス戦では出番がなかった。
 
 4位のテネリフェにとって、5位のオビエドをホームに迎えるという今節の重要の一戦を前に、マルティ監督は柴崎について「まだリーグに適応できていないし、90分のプレーは難しい」と語っていた。
 
 しかし、柴崎は中盤の左サイドとしてスタメン入り。出場2試合目で初の先発出場を果たした。
 
 試合はテネリフェが17分にPKを獲得し、これをサンスが決めて先制。しかし、試合はオビエドの攻勢が続き、テネリフェは苦しい戦いを強いられたものの、これを耐え切って勝点3を手に入れた。
 
 マルティ監督は「ほとんどチャンスを作れなかった。ボールを持てなかったことで、苦しくなった。サンスと柴崎にはこの部分で期待したが、今回はあまり機能しなかった」と試合を振り返った。(『el dorsal』より)
 
 3位に浮上したことについても、「ホームのファンたちは大喜びしているが、我々は地に足を着けて今後もプレーしなければならない」と慎重な姿勢を崩さなかった。
 
 柴崎は、最初は左、途中からは右でプレー。クロスを上げたり、FKを獲得したりはしたものの、ボールに絡む回数は少なく、74分でスソとの交代でピッチを退いた。
 
 試合後、マルティ監督は柴崎について、以下のように評価を下している。
 
「彼を左に置いたのは、サイドから中に入っていってほしいというアイデアからだった。今日はよくやったと思う。ガクには信頼を置いている。彼はCFの後ろでもプレーできる。今はまだ、ここでの戦いに適応している最中だ」
 
 自動昇格圏内の2位ジローナとは勝点6差に迫ったテネリフェは次節、アウェーでラージョ・バジェカーノ(17位)と対戦する。
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