「ミドルは大事。1本決めたい」
日本代表が3月26日、次節のタイ戦に備えて埼玉県内でトレーニングを行なった。
今回の最終予選では、前線の選手が流動的に変わるなか、原口元気ただひとりが、2節のアウェー・タイ戦から左ウイングの定位置を確保している。
この不動のアタッカーは、今度はホームで迎えるタイ戦に向けて、自身のポジショニングがひとつのポイントになると話す。
「相手が引いてくるなら、サイドがポイントになる。(具体的には?)張るタイミングと、でも張り過ぎていても、右サイドからの攻撃に遅れてしまう。どのタイミングで中に入っていくか。それでSBがいつ上がってくるか。そこはもう一回、話し合いたい」
原口自身は、「あんまり中に入らないほうがいいと思う」とイメージしているようだ。「外で一回、幅を作らないと、(中が)窮屈になるので」
日本とタイ、両国の実力差や現在の置かれている立場(日本が勝点13で2位、タイが勝点1で最下位)を考えても、おそらくタイは引いて守ってくるはず。日本が主導権を握り、攻め込む時間帯が長くなりそうな一戦で、原口はもうひとつの打開策について言及する。
「ゴール前に入れて、というだけではバリエーションが少ないと思う。ミドルシュートは決めたいですね。(自分は中にも)入っていけるし、ミドルも打てるとなると、キックフェイントも利いてくる。だから、ミドルは大事。1本決めたい」
サイドに張って攻撃に幅を作りながら、カットインする動きも見せつつ、ミドルシュートも狙う。背番号8の左サイドからの多彩なアプローチで、タイの分厚い守備をこじ開けたい。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】日本がUAEを撃破! 抜擢起用の川島、今野、久保が活躍とハリル采配が的中!
今回の最終予選では、前線の選手が流動的に変わるなか、原口元気ただひとりが、2節のアウェー・タイ戦から左ウイングの定位置を確保している。
この不動のアタッカーは、今度はホームで迎えるタイ戦に向けて、自身のポジショニングがひとつのポイントになると話す。
「相手が引いてくるなら、サイドがポイントになる。(具体的には?)張るタイミングと、でも張り過ぎていても、右サイドからの攻撃に遅れてしまう。どのタイミングで中に入っていくか。それでSBがいつ上がってくるか。そこはもう一回、話し合いたい」
原口自身は、「あんまり中に入らないほうがいいと思う」とイメージしているようだ。「外で一回、幅を作らないと、(中が)窮屈になるので」
日本とタイ、両国の実力差や現在の置かれている立場(日本が勝点13で2位、タイが勝点1で最下位)を考えても、おそらくタイは引いて守ってくるはず。日本が主導権を握り、攻め込む時間帯が長くなりそうな一戦で、原口はもうひとつの打開策について言及する。
「ゴール前に入れて、というだけではバリエーションが少ないと思う。ミドルシュートは決めたいですね。(自分は中にも)入っていけるし、ミドルも打てるとなると、キックフェイントも利いてくる。だから、ミドルは大事。1本決めたい」
サイドに張って攻撃に幅を作りながら、カットインする動きも見せつつ、ミドルシュートも狙う。背番号8の左サイドからの多彩なアプローチで、タイの分厚い守備をこじ開けたい。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】日本がUAEを撃破! 抜擢起用の川島、今野、久保が活躍とハリル采配が的中!