ヴァーディー、マハレズは精彩を欠き続けて得点機を逸する…。

数少ないシュートチャンスを逸し、嘆くヴァーディー。このエースに昨シーズンの輝きを放たないかぎり、レスターに勝利は訪れないだろう。 (C) Getty Images

警告:ス=フェル(26分)、コーク(40分) レ=フート(36分)、チルウェル(57分) (C) SOCCER DIGEST
現地時間2月12日、スウォンジーのリバティスタジアムでプレミアリーグ25節のスウォンジー対レスター戦が開催された。
プレミア4連敗中のレスターは、0-3と大敗した前節のマンチェスター・U戦からムサと岡崎を外し、オルブライトンとグレイを先発で起用。グレイを最前線の一角に配置する4-4-2の布陣でこの一戦に臨んだ。
同勝点(21)で並んでいるため互いに残留に向けて負けられない一戦となった試合は立ち上がりから慎重なゲーム展開となる。
ポゼッションを高めながら隙を伺うスウォンジーに対し、レスターは自陣に構えてヴァーディーを起点としたカウンターから得点機を狙ったが、双方にチャンスは訪れなかった。
互いに相手の守備網に対して打開策を見いだせずに大きな見どころもなく進行した試合だったが、36分にホームチームがついに均衡を破る。
シグルドソンがFKをボックス内のジョレンテめがけて蹴り込むと、これをレスターのCBフートがクリア。しかし、ボックス内でルーズとなったボールをフェルナンデスが頭で折り返すと、フリーのモーソンがダイレクトボレーで豪快にネットを揺らしたのだ。
先制して勢いに乗ったスウォンジーは、ロスタイムに追加点をもぎ取る。
45+2分、ジョレンテの落としを受けたシグルドソンが左サイドを猛然と攻め上がってきたオルソンにスルーパスを通す。これをスウェーデン代表SBがボックス内まで持ち運び、左足で冷静にゴールに流し込んだのだ。
集中した守備を見せながらまたも局面での当たりの弱さを露呈して失点を喫したレスターは、ハーフタイムにオルブライトンとフクスに代えて、4日前に行なわれたFAカップで好印象を残したスリマニとチルウェルを投入して後半に臨んだ。
相手が前半よりも守勢に回ったことで、敵陣でボールを持てるようになったレスターだったが、頼みのヴァーディーとマハレズが揃って精彩を欠いてシュートチャンスを不意にする時間が続いた。
62分には、途中出場のスリマニが相手GKファビアンスキとの1対1の決定機を迎えたが、ポーランド人GKの好セーブに阻まれてしまった。
スウォンジーの要所を締める守りの前にビッグチャンスを決めきれなかったレスター。77分にはヴァーディーに決定機訪れるも、バイタルエリアからのシュートは大きく枠を外れてしまった。
80分以降も敵陣でボールを回したレスターだったが、スペースを消されてしまいマイナスへのパスが目立ち、相手ゴールからは遠のいていった。
結局、戦意を損ねていったレスターに得点は生まれることはなく、試合は0-2のまま終了。残留争いのライバルを下したスウォンジーが快哉を叫んだ。
60%を越えるボールポゼッションをしながらも何もできなかったレスターは、これでリーグ戦は5連敗となった。
次節、レスターは、リーグのトップ4争いを繰り広げる強豪リバプールをホームに迎える。現状を考えれば、厳しい試合展開になることが予想されるが、残留争いを勝ち抜くために勝点1でも手にしたいところだ。
プレミア4連敗中のレスターは、0-3と大敗した前節のマンチェスター・U戦からムサと岡崎を外し、オルブライトンとグレイを先発で起用。グレイを最前線の一角に配置する4-4-2の布陣でこの一戦に臨んだ。
同勝点(21)で並んでいるため互いに残留に向けて負けられない一戦となった試合は立ち上がりから慎重なゲーム展開となる。
ポゼッションを高めながら隙を伺うスウォンジーに対し、レスターは自陣に構えてヴァーディーを起点としたカウンターから得点機を狙ったが、双方にチャンスは訪れなかった。
互いに相手の守備網に対して打開策を見いだせずに大きな見どころもなく進行した試合だったが、36分にホームチームがついに均衡を破る。
シグルドソンがFKをボックス内のジョレンテめがけて蹴り込むと、これをレスターのCBフートがクリア。しかし、ボックス内でルーズとなったボールをフェルナンデスが頭で折り返すと、フリーのモーソンがダイレクトボレーで豪快にネットを揺らしたのだ。
先制して勢いに乗ったスウォンジーは、ロスタイムに追加点をもぎ取る。
45+2分、ジョレンテの落としを受けたシグルドソンが左サイドを猛然と攻め上がってきたオルソンにスルーパスを通す。これをスウェーデン代表SBがボックス内まで持ち運び、左足で冷静にゴールに流し込んだのだ。
集中した守備を見せながらまたも局面での当たりの弱さを露呈して失点を喫したレスターは、ハーフタイムにオルブライトンとフクスに代えて、4日前に行なわれたFAカップで好印象を残したスリマニとチルウェルを投入して後半に臨んだ。
相手が前半よりも守勢に回ったことで、敵陣でボールを持てるようになったレスターだったが、頼みのヴァーディーとマハレズが揃って精彩を欠いてシュートチャンスを不意にする時間が続いた。
62分には、途中出場のスリマニが相手GKファビアンスキとの1対1の決定機を迎えたが、ポーランド人GKの好セーブに阻まれてしまった。
スウォンジーの要所を締める守りの前にビッグチャンスを決めきれなかったレスター。77分にはヴァーディーに決定機訪れるも、バイタルエリアからのシュートは大きく枠を外れてしまった。
80分以降も敵陣でボールを回したレスターだったが、スペースを消されてしまいマイナスへのパスが目立ち、相手ゴールからは遠のいていった。
結局、戦意を損ねていったレスターに得点は生まれることはなく、試合は0-2のまま終了。残留争いのライバルを下したスウォンジーが快哉を叫んだ。
60%を越えるボールポゼッションをしながらも何もできなかったレスターは、これでリーグ戦は5連敗となった。
次節、レスターは、リーグのトップ4争いを繰り広げる強豪リバプールをホームに迎える。現状を考えれば、厳しい試合展開になることが予想されるが、残留争いを勝ち抜くために勝点1でも手にしたいところだ。