ともに攻撃的スタイル掲げる鹿児島vs.北九州のJ3対決はドロー――NYC鹿児島ラウンド

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年02月05日

白熱の攻防を展開し、互いにPKで1ゴールを取り合う。

鹿児島のキャプテン赤尾。今季も中盤のキーマンとして活躍が期待される選手だ(写真は昨シーズン)。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

「2017JリーグDAZNニューイヤーカップ」鹿児島ラウンドは2月5日、鹿児島県立サッカー・ラグビー場で鹿児島ユナイテッドFC対ギラヴァンツ北九州の一戦が行なわれ、1-1の引き分けに終わった。

 鹿児島ラウンドの初戦となった試合は、互いに手堅い守備で慎重な立ち上がりを見せながらも、徐々に隙を突いた攻撃を見せていく。北九州は16分に水永がペナルティエリア右からシュートを放つもGK正面。すると19分、鹿児島も野嶽がディフェンスラインの背後に抜け出し、シュートを放つが、相手DFにブロックされて得点ならず。

 雨中の試合となる中、互いにボールを保持しながら攻めるポゼッションスタイルを貫き、ゴールに迫る。41分、鹿児島はCKから水本がジャンピングボレー。しかし、これはクロスバーを越えた。

 試合が動いたのは45分。北九州はスローインを受けようとした水永が上本にペナルティエリア内で倒され、PKを獲得する。これを平井が決めて、北九州が先制した。

 しかし、その直後の前半アディショナルタイム。今度は鹿児島の藤本がペナルティエリア内で刀根に倒されてPKを獲得。これを藤本自らが決めて、同点として前半を終えた。

 後半も立ち上がりから激しい攻防となった。鹿児島は赤尾のサイドチェンジパスなどを起点に五領がたびたびゴールに迫る。一方の北九州も水本のポストプレーなどから突破口を見出し、攻撃を展開した。

 しかし、後半は決定機をモノにできず、ノーゴールで終了。結局、1-1のドロー決着となった。

 試合を振り返った鹿児島の三浦監督は、「前半は効果的にチャンスを作れていた。まだ課題はあるが、大会の初戦であり、スリッピーなグラウンドの中で選手たちはよくやってくれたと思う」と、内容に一定の評価を与えた。

 今季がJトップチーム初采配となる北九州の原田監督は「まだまだ守備中心でトレーニングをしている。攻撃に関しては、今日のようにゲームの中で改善していきたい」と、プレシーズンの現状とこれからの展望を語っていた。
【関連記事】
【指揮官コラム】鹿児島ユナイテッドFC監督 三浦泰年の『情熱地泰』|鹿児島での新たな一年がスタート!
【指揮官コラム】鹿児島ユナイテッドFC監督 三浦泰年の『情熱地泰』|専用グラウンドはないけれど…
王者鹿島がJ2横浜FCに敗れる! カズとコンビを組んだ長身イバが豪快ボレー――NYC宮崎ラウンド
【柏】最大の武器に落とし穴… ブラジル人トリオ同時起用に発覚した問題とは?
【ハイライト動画】原口先発復帰&決勝弾!開始直後に正確なシュートでネットをゆらす|ヘルタ・ベルリン 1-0 インゴルシュタット

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ