【写真検証】清武のPK獲得は「妥当なジャッジ」だったのか?

カテゴリ:日本代表

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2016年11月16日

ボールが当たったのは、手か、腕か、胸か――。

清武のシュートをアルハイブリがブロック。微妙な判定だったが、レフェリーは迷うことなくPKスポットを指さした。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

[ロシアW杯アジア最終予選]日本 2-1 サウジアラビア/11月15日/埼玉
 
“問題”のシーンは43分に起きた。
 
 右サイドから久保裕也がクロスを入れる。これは相手DFにクリアされるも、そのこぼれ球を拾った清武弘嗣が巧みな足技で目の前の敵をかわし右足でシュートを放つと、サウジアラビアのMFアブドゥルマレク・アルハイブリがブロックする……。
 
 ボールが当たったのは、手か、腕か、それとも胸か――。
 
 ムハンマド・ビン・ジャハリ主審は迷いなくPKのジャッジを下す。サウジアラビアの選手たちは猛抗議するも、判定は覆らなかった。
 
 試合後、敵将のベルト・ファン・マルバイク監督は納得できない様子だった。
 
「そもそもあれがペナルティだったのかということに関して、正直、私としては疑いを抱いています。チームとしては、あれは非常に苦しい瞬間でした。ハーフタイムでもリプレイ映像を見ましたけど、どうだったのかなと思っております」
 
 非常に微妙な判定であったのは間違いない。いわゆる「ホームアドバンテージ」と言えなくもないし、日本はある意味で幸運だったのかもしれない。

 ただ、清武はこれで得たPKを冷静に沈め、日本に待望の先制点をもたらした。それもまた、紛れもない事実である。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【日本代表PHOTO】サウジアラビア戦に集まった美女サポーターたち!

【日本 2-1 サウジアラビア|PHOTOギャラリー】清武、原口のゴールで首位撃破

こちらが拡大画像。たしかに腕に当たっているように見えるが、腕には触れず、直接胸に当たったとも解釈はできる。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

11月10日発売号は原口元気選手の巻頭インタビューに加えて、本誌恒例の「“最新”移籍相関図」をお届けします。これを読めばストーブリーグの見どころが丸わかり! またクラブダイジェストはJ2の松本山雅です。

画像を見る

【関連記事】
清武弘嗣がPKシーンを振り返る。「キリンチャレンジカップでは逆側に蹴っていたので…」
サウジアラビア監督はPK判定に不服。「そもそもあれがペナルティだったのか」
【日本 2-1 サウジアラビア|採点&寸評】MOMは攻守に激走、追加点ゲットの原口! ロンドン五輪世代の活躍が光る
【セルジオ越後】本田は「リトル本田」のまま。原口と大迫が“看板”なんて重要でないと証明したね
【サウジ戦|ハイライト動画&記事一覧】解説:セルジオ越後・金田喜稔 プレー分析:原口元気 美女サポPHOTOギャラリー etc.

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ