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ドイツサッカーの名将トーマス・シャーフが指導者講演会と高校生プレーヤーへのクリニックを実施

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サッカーダイジェストWeb編集部

2016年10月28日

シャーフ氏と国際教育顧問契約を結ぶ滋慶学園グループが主催

Thomas SCHAAF トーマス・シャーフ 
(東京スポーツ・レクリエーション専門学校 国際教育顧問)
1972年、12歳でブレーメンに入団以来、選手、コーチ、監督として52歳まで同クラブ一筋で過ごした異色の経歴の持ち主。その間、タイトルにも恵まれ、ブンデスリーガも選手と監督の両方で制しており、またドイツカップは、選手と監督で計9度のファイナリストになった経歴から「Mr.ドイツカップ」の異名を持つ。監督としては、ファンタジスタの使い手として知られ、ヨアン・ミクー、メスト・エジル、ジエゴら、彼の下で成功してきた者は数知れない。また、長谷部誠、乾貴士、清武弘嗣らも監督として指導しており、日本人選手との関わりも深い。 ©TSR

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 UEFAテクニカル・オブザーバーを務める、ドイツの名将トーマス・シャーフ氏が来日し、指導者向けの特別講演会と、高校生を対象としたサッカークリニックを実施した。

 このイベントは2014年より同氏と国際教育顧問契約を結んでいる、滋慶学園グループが主催したもの。昨年に続く2回目となる。今年は2日間に分けて行なわれ、14日(金)には東京スポーツ・レクリエーション専門学校で特別講演会を実施。15日(土)は、高校生を対象としたサッカークリニックが、幕張のZOZOPARKで開催された。
 
 1日目、特別講演会のテーマは「ドイツと日本の違い~育成改革の重要性~」。代表、そしてクラブでも成功を収めているドイツの育成改革の話を直接聞けるとあって、有料にもかかわらず、サッカー指導者を中心に、メディアや学生など、およそ40名が詰めかけた。フランクフルト、ハノーファーの監督時代に多くの日本人選手を指導してきた関係からか、なかにはシャーフ氏のファンという女性の姿も見られた。
 
 ドイツサッカー界に改革の機運が高まり始めたのは、2002年の日韓ワールドカップの後だった。 準優勝だったにも関わらず、そのパフォーマンスに納得のいかなかったドイツサッカー協会、そしてドイツサッカーリーグ機構は、本格的な育成改革に乗り出す。クラブのアカデミー強化、ユース専用コーチライセンスの発行など、当時ブレーメンの監督だったシャーフ氏は、当事者のひとりとして、そのサッカー界の変化について語った。

 また、今回、通訳を務めた坂本健二氏も、1999年からブレーメンのアカデミーコーチを務め、育成改革を目のあたりにした者のひとり。DFB・エリート・ユース・ライセンスを取得し、2015年に帰国するまでドイツで過ごした経歴を持っている。改革を目の当たりにしてきた2名による、かなり贅沢な講演会だったことがわかるだろう。
 
 その他、先のEURO2016を例にとり、最新の戦術についても解説。より組織的になっていく守備と、それに対抗するための攻撃のポイント、そして、現ドイツ代表のこれからの課題についても、触れていた。

 後半は質疑応答の時間に。1時間以上、最後まで質問は途絶えることなく続き、シャーフ氏も、イスから立って、身振り手振りを添えて、熱くていねいに応えていた。

2日目は高校生プレーヤーへの特別クリニックが行なわれた。 ©TSR

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クリニック終了後に記念撮影。高校生にとっては貴重な体験となったに違いない。 ©TSR

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 翌日は、会場を千葉幕張のZOZOPARKに移し、プロを目指す高校生への特別クリニックを実施した。

 前日のような講演も聞きやすく素晴らしいが、もちろん指導の腕も超一流。ハードスケジュールにもかかわらず、シャーフ氏はこの日も精力的にピッチに上を駆け回っていた。参加した約50名の高校生プレーヤーにとっても、15年以上もドイツ・トップリーグの指揮を執った監督から直接レッスンを受け、金言を聞けたことは、貴重な体験だったに違いない。今後の成長の糧にしていってほしい。
 
 滋慶学園グループは、このシャーフ氏との国際顧問契約を今後も続けて行くほか、この秋にはドイツのフランクフルトに続き、オーストリアのSVホルンと教育提携を結んだ。トレーナーを中心に、国際的に活躍する人材育成、海外進出のサポート体制を整えている。そして、今回のイベントにも多くの学生スタッフが携わっている。サッカーに限らず、スポーツの世界で活躍したいと考えている人は、ぜひ一度、下記ウェブサイトを訪れてみてほしい。
 
滋慶学園グループ
http://www.jikeigroup.net/
東京スポーツ・レクリエーション専門学校
http://www.tsr.ac.jp/
 
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