バロテッリが「クロップは俺を分かっていなかった」とリバプール退団の経緯を明かす

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年10月04日

クロップと話し合ったのは一度だけ…。

現在はニースでハイパフォーマンスを見せバロテッリ。この好調を続けて自身を放出したリバプールを見返したいと本人は考えているようだ。 (C) REUTERS/AFLO

画像を見る

 今夏からフランスのニースでプレーするマリオ・バロテッリが、移籍直前にリバプールの指揮官のユルゲン・クロップと話し合いをしていたことを明かした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
 
 過去2シーズンはリバプールとミランでプレーしていたバロテッリだが、「理想的な環境ではなかった」と告白。今夏にミランからリバプールにレンタルバックした際にクロップから忠告を受けたことを以下のように振り返った。
 
「クロップは俺のことなんか何もわかっちゃいなかった。俺は一度だけ話し合ったんだ。彼は言ったんだ。『どこかへ行ってハードワークするんだ。その時はチームに戻す』とだけ言っていた」
 
 さらにバロテッリは「だから俺は彼らに別れを告げたんだ。もうお互いのことに関心を持つことはない」と、ドイツ人指揮官から放出を伝えられた時に移籍を決意したことを明かした。
 
 しかし、バロテッリは「誰のせいでもなかった。ただ、あそこが俺にとって理想的な環境じゃなかった、という話さ。試合や立ち振舞いで間違いを犯したことはない。俺はケガをしてしまったんだ。それは自分でコントロールできない部分だった」とコメント。誰かを責めるようなことはしなかった。
 
 ニース移籍後はここまで、公式戦5試合で6得点と好調を維持しているバロテッリは、「ようやく練習する必要があると理解した」と明かし、サッカーに対する意識の変化を垣間見せるなど、サッカーに集中しているように見える。再びワールドクラスのストライカーと呼ばれる日は訪れるのか。注目だ。
 
【関連記事】
退場になったバロテッリ、審判が誤審を認めて出場停止処分が撤回!?
イタリア代表がW杯予選の26名発表! バロテッリの2年ぶり復帰は?
10・6W杯予選イタリア vs スペイン――決戦を前に対決の歴史を振り返る
バロテッリ移籍はサプライヤー料や年俸など「カネ」次第だった
バロテッリの代理人、リバプールのクロップ監督に「ク×野郎!」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ