「え!」「マジ?」三笘薫のメンバー外に現場は騒然。ブライトン番記者、クラブ広報も“寝耳に水”だった…指揮官は嘆き「とてもがっかりした」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2025年12月30日
この日は先発起用が期待されていた
12月27日のアーセナル戦、試合前のエミレーツスタジアム内で取材に向けて準備をしていた現地時間13時45分ごろ(試合開始の1時間15分前)、ブライトンのクラブ公式Xで発表されたチームのスターティングメンバーを見て驚いた。三笘薫の名前が見当たらなかったからだ。
その時点でスタジアムに到着していた日本人記者は筆者を含めて2人。情報が開示されたと同時に、我々は顔を見合せた。直後、懇意にしている『サセックスワールド』のブライトン番のサム・モートン記者に「三笘がベンチ外なんだけど、何か知っているかな?」と聞いてみると、まだ状況を把握していなかった彼は、驚いた表情で「マジ!?」と一言。急いで印刷されたメンバー表を取りに向かった。
それもそのはず。モートン記者の先発予想の原稿には「日本代表が先発復帰する可能性が高い」と書いてあり、彼にとっても寝耳に水だったからだ。その後、我々はブライトンの広報担当に話を聞きに行く。そこで今度は、広報の一人であるチャーリー・ハンソン氏も「え!」と困惑の表情を浮かべていた。
クリスマス休暇から戻ったばかりのハンソン氏も「全然知らなかった」と話し、隣のデスクにいた同僚と確認後、「事情が分かったら情報をシェアする」と言われた。数分後、我々のいるデスクまで来て「Unwell(体調不良)らしい」との説明があった。
足首に怪我により長らくチームを離れていた三笘だったが、14日のリバプール戦から戦列に復帰。そのリバプール戦を含む直近の2試合には途中出場し、この日は先発起用が期待されていた。それだけに、試合前から残念なニュースとなった。
その時点でスタジアムに到着していた日本人記者は筆者を含めて2人。情報が開示されたと同時に、我々は顔を見合せた。直後、懇意にしている『サセックスワールド』のブライトン番のサム・モートン記者に「三笘がベンチ外なんだけど、何か知っているかな?」と聞いてみると、まだ状況を把握していなかった彼は、驚いた表情で「マジ!?」と一言。急いで印刷されたメンバー表を取りに向かった。
それもそのはず。モートン記者の先発予想の原稿には「日本代表が先発復帰する可能性が高い」と書いてあり、彼にとっても寝耳に水だったからだ。その後、我々はブライトンの広報担当に話を聞きに行く。そこで今度は、広報の一人であるチャーリー・ハンソン氏も「え!」と困惑の表情を浮かべていた。
クリスマス休暇から戻ったばかりのハンソン氏も「全然知らなかった」と話し、隣のデスクにいた同僚と確認後、「事情が分かったら情報をシェアする」と言われた。数分後、我々のいるデスクまで来て「Unwell(体調不良)らしい」との説明があった。
足首に怪我により長らくチームを離れていた三笘だったが、14日のリバプール戦から戦列に復帰。そのリバプール戦を含む直近の2試合には途中出場し、この日は先発起用が期待されていた。それだけに、試合前から残念なニュースとなった。
迎えたキックオフ。アーセナルの右サイド、すなわち本来であれば三笘が入っていたであろうブライトンの左サイドを、イングランド代表FWのブカヨ・サカが面白いように攻め立てた。
ブライトンはこの試合、センターバックを3枚並べる3―4―3(守備時には両ウイングバックが守備ブロックに加わる5-4-1となる)の布陣で臨んだ。しかし左ウイングバックとして起用されたマクシム・デ・カイペルはサカの鋭いドリブルに悪戦苦闘。加えて、MFマーティン・ウーデゴー、右SBに入ったデクラン・ライス、そしてサカとのコンビネーションプレーにまるで対応しきれず、ピンチに陥り続けた。
14分のアーセナルの先制点もこの3人のプレーから奪われた。
シーガルズのGKバート・フェルブルッゲンのゴールキックがカットされ、こぼれ球をライスが頭で落とす。右サイドでボールを受けたサカが“タメ”をつくってウーデゴーがシュートポジションに入るのを待ち、絶妙のタイミングでパスを送り込む。ガンナーズのキャプテンはエリアすぐ外から素早く左足を振り抜き、狙いすましたシュートはゴール右下隅へと突き刺さった。
その後の首位アーセナルにペースを握られ、前半のシュート本数はホームチームの15本に対して、ブライトンは0本(枠内5対0)。まるで良いところなくハーフを終えた。
ブライトンはこの試合、センターバックを3枚並べる3―4―3(守備時には両ウイングバックが守備ブロックに加わる5-4-1となる)の布陣で臨んだ。しかし左ウイングバックとして起用されたマクシム・デ・カイペルはサカの鋭いドリブルに悪戦苦闘。加えて、MFマーティン・ウーデゴー、右SBに入ったデクラン・ライス、そしてサカとのコンビネーションプレーにまるで対応しきれず、ピンチに陥り続けた。
14分のアーセナルの先制点もこの3人のプレーから奪われた。
シーガルズのGKバート・フェルブルッゲンのゴールキックがカットされ、こぼれ球をライスが頭で落とす。右サイドでボールを受けたサカが“タメ”をつくってウーデゴーがシュートポジションに入るのを待ち、絶妙のタイミングでパスを送り込む。ガンナーズのキャプテンはエリアすぐ外から素早く左足を振り抜き、狙いすましたシュートはゴール右下隅へと突き刺さった。
その後の首位アーセナルにペースを握られ、前半のシュート本数はホームチームの15本に対して、ブライトンは0本(枠内5対0)。まるで良いところなくハーフを終えた。




















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