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国立開幕戦で大敗も…10番FW霜田優真が早稲田実の歴史を紡ぐゴール「執念で決め切れたのは成果」【選手権】

カテゴリ:高校・ユース・その他

中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年12月28日

後輩には想いを託す

徳島市立との開幕戦で一矢報いるゴールを奪った霜田。写真:永島裕基

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[高校選手権・1回戦]早稲田実(東京B) 1-4 徳島市立(徳島)/12月28日/国立競技場

 第104回全国高校サッカー選手権が12月28日に開幕。国立競技場での開会式後に行なわれた開幕戦で、2年ぶり2度目の出場となった早稲田実(東京B)が4年連続出場の徳島市立(徳島)と激突した。

 キックオフ直後から積極的に攻撃を仕掛けた早稲田実だったが、チャンスを活かせずにいると、徐々に相手にペースを掴まれて前半36分に先制点を献上。反撃に出たい後半にも早々に追加点を与えると、その後も2失点を喫して4点差とされる。

 アディショナルタイムに霜田優真のゴールで1点を返したが、1-4で敗れて2年前と同じ初戦敗退となった。
 
 一矢報いる得点を奪った霜田は、「早い段階で自分が決定機をものにできなかった。チャンスがなくて負けたわけではないので悔しい」と唇を噛む。

 意地のゴールはチームの選手権初勝利には繋がらず。それでも早稲田実の歴史上、記念すべき全国大会初得点となった。早実の10番は、「勝利に繋がるものではなかったのが悔しい」と嘆きながらも、「あきらめない気持ちは、自分がつねに意識していること。執念でゴールを決め切れたのは成果」と述べた。

 また「早実だけでなく、東京都予選で自分たちに負けた高校の想いも背負い、点差が開いてしまっても最後まで全力で戦った」と、自分たちが貫いた姿勢には胸を張る。

 そして、「自分たちの背中を見てきた1、2年生にはまず、1勝を目ざして頑張ってほしい」と全国での初勝利を後輩に託した。

取材・文●中川 翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

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