中国女子代表は11月29日、イングランド女子代表と敵地ウェンブリーで対戦。０－８の惨敗を喫した。

　ショッキングな敗戦の余波はまだ続いているようだ。中国のポータルサイト『捜狐』は12月１日、「惨敗だ！中国女子代表はイングランドに０－８で敗れた。20年間の栄光はなぜ崩れ去ったのか？」と見出しを打ち、次のように報じた。

「中国は守備を何度も破られ、23本のシュートのうち15本が枠内に打たれた。一方、中国はわずか６本のシュートしか放てず、そのうち枠内にはわずか２本だった。守備を固めるために３バックのフォーメーションを採用したにもかかわらず、サイドバックとセンターバックの間の明らかなギャップがアキレス腱となり、中国の守備は穴だらけで、サイドを突破されたり、クロスを上げられたりするたびに失点を喫した」
 

　記事は「イングランドのスピード、体力、パス精度、そして戦術全体の遂行能力は中国を明らかに上回り、両チームのスキル差は明白で、単なる戦術の域を超えていることが明らかになった」と指摘。「この敗北は、中国にとって2004年アテネオリンピックのドイツ戦での０－８の敗北に匹敵する、中国史上最大の敗戦となった」と悲嘆。こう続けている。

「この０－８の敗北は、胸が張り裂けそうな屈辱的な敗北だった。しかし、繁栄という幻想の中で深まる危機感よりも、この痛手の方が大きいかもしれない。この敗北は、中国女子サッカー界に真の決意と改革への行動を促した。では、過去20年間の中国女子サッカーの衰退の主な原因は何だろうか？ 急速に変化する世界のサッカー環境に直面し、中国女子サッカーを新たな栄光へと導くために、我々はどのように実践的で効果的な改革策を策定すべきだろうか？これらの問いへの答えと実践的な対応は、早急に求められている」

　この大敗によって、抜本的な改革が行われることを期待した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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