町田ユースが目指すプリンスリーグ昇格。天皇杯制覇を狙うトップチームとともに大一番へ

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2025年11月13日

中山貴夫監督も意気込み

プリンスリーグ昇格を目指す町田ユース。大一番を控える。(C)FCMZ

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 天皇杯で準決勝まで勝ち上がり、大会初制覇を狙う町田。そんなトップチームが準決勝のFC東京戦を戦う裏で、別の頂点を目指すのが町田ユースだ。

 町田ユースが現在戦うのは、高校生年代のトップカテゴリーであるプレミアリーグ、その下のプリンスリーグに次ぐ、東京都U-18サッカーリーグ1部(T1リーグ)。

 そのT1リーグで首位に立つ町田ユースは、11月16日の16節・国士舘高とのゲーム(13時キックオフ/国士舘楓の杜)に勝てば、初優勝が決まるという。

 チームを率いるのは中山貴夫監督。大一番へ落ち着いている様子だ。

「去年、最終節まで優勝争いをできたなかで、それを逃したっていうところを経験してるので、選手たちも1試合1試合で優勝というよりは1試合1試合、大事に戦っていくところに矢印は向けていますし、チームとしても、優勝は意識するなというのは無理なことですが、自分たちの力を向上させていくことの先にそういうものがあるっていうところの意識を子どもたちも含めて、共有しているので、特に目前だから何か特別なことはないかなと感じています」

チームを率いるのは中山監督だ。(C)FCMZ

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 これまでアカデミーとしては現在トップチームに所属するMF樋口堅、MF真也加チュイ大夢らを輩出してきた。トップチームはJ1でも上位争いを演じ、9月からのACLエリートに参戦するなど躍進を果たしてきたが、ユースも強化を進めている。中山監督は続ける。

「トップチームがこれだけ大きな変化をしてきているなかで、アカデミーはどうなんだろうというところで、上位カテゴリーに名前がないと言えばやはり知名度的にも良いよっていう噂は聞いても、実際その結果として見えてこなければ、説得力はないと思います。そういう意味では、今回初優勝っていうものがもし達成されれば、その結果としての見え方が、またアカデミーもそうやって成長を著しくできているんだよっていうことの示しにもなりますし、またそういうところでやってみたいという選手が、増えてくることで、また良い選手が目を向けてくれ、良い効果がもたらされるんじゃないかなっていう風に思っています」

 T1リーグで優勝を果たせれば、プリンスリーグ関東2部との参入戦に出場できる。ただ、指揮官が語る通り「まずは1戦1戦」だ。その先にどんな未来が待っているのか注目である。

構成●サッカーダイジェスト編集部
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