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ブンデスリーガ最年少の正GKが日本代表入りへの思いを明かす「良いコミュニケーションを取っている」「W杯のことも考えた」

カテゴリ:海外日本人

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2025年10月30日

「まだ覚悟が自分の中でできていない」

今季のブンデスで二度のクリーンシートを記録するなど評価を高めているバックハウス。(C)Getty Images

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 ドイツ、それとも日本か──。ヴェルダー・ブレーメンに所属するGKミオ・バックハウス(日本名:長田澪)が、ドイツメディア『DeichStube』のインタビューでA代表の選択について自身の考えを明かした。

 今シーズンからブレーメンのゴールマウスを預かるバックハウスは、ドイツ人の父と日本人の母を持つ日系ドイツ人。メンヘングラッドバッハに生まれ、川崎フロンターレの下部組織に所属した経験を持つ21歳で、ブンデスリーガ18クラブにおける最年少の正GKとして脚光を浴びている。

 ドイツ、あるいは日本のA代表に名を連ねる資格を持つが、現時点でJFA(日本サッカー協会)がどれだけ本気で勧誘しているのか。そう問われた本人はこう答えている。

「良いコミュニケーションを取っていますよ。すべての関係者が──JFAもDFB(ドイツサッカー連盟)も──僕の状況をわかっています。もし11月に招集されれば、まずはドイツU-21代表に戻るつもりです。その先のことは、それから考えます」

 ここでインタビュアーからさらに踏み込んだ質問が。ズバリ「来年、ワールドカップが開催されますが(ドイツ代表より)日本代表の一員になったほうが参加しやすいのでは?」というもの。これに対しても、バックハウスは誠実に答えている。

「もちろん、それは僕にとって非常に興味深いことですし、ワールドカップのことも考えたことはあります。ですが、それが僕の決断に影響を与えることはありません。現時点での最優先事項はヴェルダーであり、まずはここで毎週しっかり結果を出したいと思っています」
 
 日本代表から実際に招集された場合もイメージしているようだ。こう続ける。

「11月に日本へ飛び、試合に出て、ドイツへ戻る。そして、ブンデスリーガの次の試合まで準備期間がたった2日しかない。そういうストレスを今は抱えたくありません。それがいま、日本(代表)ではない理由の一つです。それに、DFBの居心地がとても良いというのもあります」

 もちろん、A代表の選択は容易ではないだろう。キャリアを大きく左右しかねない決断になるからだ。バックハウスも「どちらか一方の国を選ぶということは、同時にもう一方の国を選ばないということになります。それが私にとってはものすごく難しいんです。まだその覚悟が自分の中でできていないと感じています」と迷いを隠さない。

 はたして、いかなる決断を下すのか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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