森保ジャパンで強烈なインパクトを放った22歳が、欧州最高峰の舞台でも爪痕を残した。

　現地10月21日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）のリーグフェーズ第３節で、鈴木淳之介を擁するデンマーク王者コペンハーゲンが、ドイツの強豪ドルトムントとホームで対戦。２－４で敗れたものの、鈴木はCL初アシストをマークした。

　１－４で迎えた終了間際の90分だった。ゴール前の右サイドでボールを持った日本代表DFは、ふわりと浮かせたピンポイントクロスを供給。これに17歳のビクター・ダダソンがヘッドで合わせ、得点が生まれた。
 

　右SBでフル出場した鈴木はまた、37分にぎりぎり枠の左に外れる際どいシュートを放つなど、攻守で奮闘した。CLを中継する『WOWOW』の公式Xがアップしたプレー集に、称賛の声が続々と寄せられている。

「ドルトムント相手にCL初アシストはえぐい」
「鈴木淳之介なんでもできるやん」
「このタッチ集だけでもやっぱいい選手だな」
「アシストに加えて点も決めそうな雰囲気あるし普通に凄い笑」
「ブラジル戦で活躍し、ドルトムント戦でも活躍」
「来季には５大リーグでプレーしてそうな気がする！」
「鈴木淳之介選手ビッグクラブ行ける。良い選手すぎる」
「今回の代表ウィークから覚醒モード入った？？」

　鈴木は今夏に湘南ベルマーレからコペンハーゲンに移籍。加入時、新天地のヤコブ・ニーストルップ監督は、「スズキは優れた走力、堅実な守備スキル、スピードを備えた柔軟性の高いディフェンダーだ。デュエルではアグレッシブに攻め、ゲームの流れを読み取り、ボールを扱うのが得意。サイドバックとしても３バックでも活躍できる」と語っていた。

　37歳の若き指揮官はさらに「もちろん、彼には新しい環境と異なるペースに適応する時間が必要だが、我々は彼に現在、そして長期的にクラブにとって価値のある非常に明確なクオリティがあると考えている」とも伝えていたなか、既に際立つパフォーマンスを披露している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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