［国際親善試合］日本 ３－２ ブラジル／10月14日／東京スタジアム
森保ジャパンは10月14日、難敵ブラジルと対戦。26分と32分に失点して０－２で折り返すも、後半に南野拓実（モナコ）、中村敬斗（スタッド・ドゥ・ランス）、上田綺世（フェイエノールト）が得点し、３－２で歴史に残る逆転勝利を収めた。
同じく逆転で強豪を撃破したカタール・ワールドカップのドイツ戦（２－１）、スペイン戦（２－１）のように、ハーフタイムを挟んで猛反撃した。守護神の鈴木彩艶（パルマ）は、森保ジャパンが持つ底力、粘り強さの根源として、チーム内の意識を挙げた。
「ハーフタイムに戻ってきた時のロッカールームの雰囲気だったりとか、下を向いている選手が誰ひとりいなかった。ポジティブな声が非常に多くて、本当に勢いを持って後半に臨めたので、選手の声掛けを含め、チームの雰囲気の良さが大事なのかなと思う」
「パーフェクトなゲームだったかって言われると、そうではない」
ただ、２失点してしまった以上、手放しでは喜べない。
「勝利はポジティブに捉えたいけど、やっぱりキーパーとしては２失点が頭に残る。パラグアイ戦（２－２）同様にしっかり振り返るってところと、次に繋げる、ああいう１本を止められるように、また帰って成長し続けなければいけない強い気持ちで次に向かっていきたい」
また、大怪我から復帰し、３バックの中央でフル出場した谷口彰悟（シント＝トロイデン）も「パーフェクトなゲームだったかって言われると、そうではない。そこは常に反省しながら、修正しながら次に向かっていく。それはもうディフェンダーとしては宿命だと思っているので、そういう流れでやっていきたい」と強い覚悟を口にした。
ブラジルを撃破しても、なお反省。視座高く、「勝って兜の緒を締めよ」を地で行く守備陣は、なんとも頼もしい。
取材・文●有園僚真（サッカーダイジェストWeb編集部）
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「勝利はポジティブに捉えたいけど、やっぱりキーパーとしては２失点が頭に残る。パラグアイ戦（２－２）同様にしっかり振り返るってところと、次に繋げる、ああいう１本を止められるように、また帰って成長し続けなければいけない強い気持ちで次に向かっていきたい」
また、大怪我から復帰し、３バックの中央でフル出場した谷口彰悟（シント＝トロイデン）も「パーフェクトなゲームだったかって言われると、そうではない。そこは常に反省しながら、修正しながら次に向かっていく。それはもうディフェンダーとしては宿命だと思っているので、そういう流れでやっていきたい」と強い覚悟を口にした。
ブラジルを撃破しても、なお反省。視座高く、「勝って兜の緒を締めよ」を地で行く守備陣は、なんとも頼もしい。
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