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攻撃に専念させてこそ活きる中村敬斗。果たしてウイングバックに縛りつけておくべきか【日本代表】

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2025年10月10日

パラグアイ戦で持ち味を存分に発揮したとは…

パラグアイ戦で左ウイングバックを担った中村。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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[国際親善試合]日本 2−2 パラグアイ/10月10日/パナソニックスタジアム吹田

 2025年10月10日、日本代表がパナソニックスタジアム吹田でパラグアイ代表と対戦した。個人的に注目したのが、3−4−2−1システムで左ウイングバックを担った中村敬斗だ。9月は招集外だったドリブラーが、この試合でどんなプレーをするのか。単純な興味があった。

 6分に左サイドからクロスを上げた中村は続く9分もドリブルで仕掛けずバックパスを選択するなど、おとなしかった。その背景には欲しいタイミングでボールが出てこない影響もあっただろう。

 実際、中村は立ち上がりから裏抜けを何度もしようとしていた。にもかかわらず、そのタイミングでパスが出てこないのである。ただ、日本が26分に0−1から小川航基のゴールで追いつくと、中村はいくつか見せ場を作った。
 
 29分、エリア内で南野拓実に絶妙な落としからシュートチャンスを提供すると、その直後にはテクニカルなドリブル突破からスルーパス。33分には強引に縦突破を図るなど徐々に持ち味を発揮し、40分には左サイドから小川に最高級のクロスを供給した。

 とはいえ、結果的には物足りなさのほうが目に付いた。やはり気になったのは中村が欲しいタイミングでパスが出てこなかった点。相手陣内の深い位置でボールを受けてこそこのドリブラーの技巧は光るが、そういうシーンは限られた。

 守備時にはそこまで機能していなかったように映った中村。攻撃に専念させたほうが活きると考えた場合、果たして彼をウイングバックに縛りつけておくべきか。そうした疑問が浮かび上がる一戦だった。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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