「メンタル面もすごく今良い状態」
197センチのサイズとリーチを活かした守りは試合毎に安定感を増しており、得意の足技も冴え渡る。Jデビューからわずか2か月でA代表デビューを飾ったGKピサノアレクサンドレ幸冬堀尾(名古屋)の勢いは止まらない。ここから先は負けたら終わりの一発勝負。現地10月8日のフランス戦に向け、闘志を燃やしている。
現地7日、U-20日本代表はU-20ワールドカップのラウンド16に向け、前日練習を行なった。
グループステージを史上初の3連勝で締め括った船越ジャパンの相手は、E組を3位で抜けてきたフランス。今年3月下旬のスペイン遠征で対戦しており、3−1で逆転勝利を収めた欧州の雄に対してイメージは悪くない。だが、フランスのメンバーは当時から半数以上が入れ替わっている。スロースタートだった予選を踏まえ、ノックアウトステージからひとつギアが上げてきても不思議ではない。
ひとつのミスが命取りになるのはもちろん、90分プラスアルファで延長戦やPK戦に対しての備えもしながらゲームを運びたいところ。そのなかでキーマンのひとりになってきそうなのが、GKピサノだ。
今大会は2試合に出場し、いずれも無失点。近距離からのシュートも冷静に処理し、ハイボールに対しても屈強な相手FWに競り負けず、ボールを簡単にこぼさない。そして、何より光るのがキックの質。ビルドアップ時はCBの間に入って組み立てに参加するだけではなく、チャンスと見ればボランチに縦パスをつけ、最終ラインを飛ばすようなフィードでも攻撃に幅を持たせている。
現地7日、U-20日本代表はU-20ワールドカップのラウンド16に向け、前日練習を行なった。
グループステージを史上初の3連勝で締め括った船越ジャパンの相手は、E組を3位で抜けてきたフランス。今年3月下旬のスペイン遠征で対戦しており、3−1で逆転勝利を収めた欧州の雄に対してイメージは悪くない。だが、フランスのメンバーは当時から半数以上が入れ替わっている。スロースタートだった予選を踏まえ、ノックアウトステージからひとつギアが上げてきても不思議ではない。
ひとつのミスが命取りになるのはもちろん、90分プラスアルファで延長戦やPK戦に対しての備えもしながらゲームを運びたいところ。そのなかでキーマンのひとりになってきそうなのが、GKピサノだ。
今大会は2試合に出場し、いずれも無失点。近距離からのシュートも冷静に処理し、ハイボールに対しても屈強な相手FWに競り負けず、ボールを簡単にこぼさない。そして、何より光るのがキックの質。ビルドアップ時はCBの間に入って組み立てに参加するだけではなく、チャンスと見ればボランチに縦パスをつけ、最終ラインを飛ばすようなフィードでも攻撃に幅を持たせている。
ピサノ本人も大会を通じて自信を深めており、心身ともに充実していることを明かす。
「メンタル面もすごく今良い状態。自信を持ったプレーにもつながっている。個人的にも予測と準備のところが、自分の中でその後の良いプレーに結び付いていると感じる。ハイボールだったり、シュートストップであったり、自分の予測から良いプレーができたと思うことがあるので、そこが要因です」
J1で経験を積み、A代表を経てU-20日本代表でレギュラーとなった男の自信は揺るがない。ラウンド16からはPK戦もあるため、より守護神の重要度が増す。勝負を左右する戦いにおいても、「アルゼンチンの(エミリアーノ・)マルティネス選手に比べれば全然」とPKストッパーを引き合いに出しつつ、「自信を持ってプレーはしている」と胸を張る。
今季は2度のPK戦に出場。4月16日に行なわれた富山とのルヴァンカップ2回戦(1−1/6PK5)と、4月22日にポストユースの強化策として行なわれたU-22 Jリーグ選抜の活動で経験があり、富山戦では1本阻止している。イメージはあり、120分決着がつかなくても動じない。
「ナラさん(名古屋の楢崎正剛GKコーチ)からは先に動くなと言われている。PKに限らず伝えてもらっているけど、そこは頭に入れながらやっていきたい」とはピサノの言葉。日本代表で長年活躍した偉大なるGKからの教えも胸に刻み、ピサノは2003年大会以来となる8強入りを目ざす船越ジャパンのゴールマウスを預かる。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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「メンタル面もすごく今良い状態。自信を持ったプレーにもつながっている。個人的にも予測と準備のところが、自分の中でその後の良いプレーに結び付いていると感じる。ハイボールだったり、シュートストップであったり、自分の予測から良いプレーができたと思うことがあるので、そこが要因です」
J1で経験を積み、A代表を経てU-20日本代表でレギュラーとなった男の自信は揺るがない。ラウンド16からはPK戦もあるため、より守護神の重要度が増す。勝負を左右する戦いにおいても、「アルゼンチンの(エミリアーノ・)マルティネス選手に比べれば全然」とPKストッパーを引き合いに出しつつ、「自信を持ってプレーはしている」と胸を張る。
今季は2度のPK戦に出場。4月16日に行なわれた富山とのルヴァンカップ2回戦(1−1/6PK5)と、4月22日にポストユースの強化策として行なわれたU-22 Jリーグ選抜の活動で経験があり、富山戦では1本阻止している。イメージはあり、120分決着がつかなくても動じない。
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