セルティックでは前田大然のパフォーマンスが議論の的となっている。夏に移籍を志願したことを明かしたなかで、欧州の舞台で苦しんでいるからだ。

　前田は９月24日に行われたヨーロッパリーグのリーグフェーズ第１節で、ハーフタイムに交代を命じられた。ブレンダン・ロジャーズ監督からは、ベストの状態からほど遠いと言われている。

　ただ、批判の対象となったのは前田だけではない。「リーグ最高のMF」とも評される旗手怜央も標的となった。
 

　セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、スタメンに名を連ねたものの、後半途中に交代した27歳の日本代表MFに、サポーターから厳しい声が寄せられた。

「ハタテに関しては真剣に話し合う必要がある」
「いつ、オレたちはハタテがひどいと認めるんだ？」
「今季のハタテはひどかった。今回もかなり悪く露呈している」
「毎回ボールを相手に与えているんだ。ユニホームの無駄」
「とても悪くて、相手の前線よりウチの守備にとって脅威になっていた」
「ハタテはイージーなプレーをしている。もう９か月くらいじゃないか。どうしたのか分からない」
「腹が立つ。パスが通らないと、ボールの行方を追いかけるより、空を見上げて落胆している」
「シュマイケル、カーター＝ヴィッカーズ、ハタテ、マエダは長期の休養を与えるタイミングだと思う」
「マエダとハタテはアンジェ革命の終わりだと思う。どちらも素晴らしい選手だが、すでに意識がほかのどこかにいっているようだ」
「マグレガー、ハタテ、マエダ。ロジャーズはこの３人を下げる大きな決断をすべき。中盤が機能しておらず、マエダは力がこもっていない。オレたちには代わりにやれる選手たちがいるはずだ」

　主将カラム・マグレガーや守護神キャスパー・シュマイケル、守備の要キャメロン・カーター＝ヴィッカーズなど、前田や旗手以外にも主力に厳しい意見が寄せられている。セルティックの難しい現状を物語っていると言えるだろう。

　契約最終年のロジャーズ監督の去就も騒がれるセルティックは、今季これから調子を上げていくことができるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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