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「優勝は正直無理だと思うが…」英雄テリーが考えるチェルシーに“唯一欠けている”要素は?「リバプールが最強。シティは今季も脆弱」

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2025年09月12日

「我々は公式に世界最高のチームなので、その点は満足している」

今夏のクラブW杯を制し、世界王者となったチェルシー。(C)Getty Images

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 世界王者はプレミアリーグ王者にもなれるか。

 カンファレンスリーグに続き、今夏のクラブ・ワールドカップを制したチェルシーは、就任2年目のエンツォ・マレスカ監督のもと、9年ぶりのプレミアリーグ制覇を目ざしている。

 昨季は4位。レベルアップのためにアレハンドロ・ガルナチョ、ジョアン・ペドロ、リアム・デラップらを獲得した。ただ、レジェンドOBジョン・テリー氏の目には物足りなく映っているようだ。

 チェルシーで717試合に出場した44歳の元イングランド代表DFは、現地メディア『talkSPORT』で「我々は公式に世界最高のチームなので、その点は満足している」とジョークを飛ばした上で、次のような考えを示した。

「優勝できるかって?正直言って無理だと思うが、優勝争いに加わるべき立場にはある。最高の状態に戻り、プレミアリーグで優勝し続けたいと思うなら、大物獲りに加わる姿を見たい。今の私たちに唯一欠けているのは、看板選手の獲得だけだ」
 
 では、どのチームが本命なのか。テリー氏は昨季のリーグ王者であり、今夏にフローリアン・ヴィルツやアレクサンデル・イサクといった紛れもない大物を迎え入れたリバプールを挙げた。

「リバプールが最強のチームだと思う。マンチェスター・シティは今シーズンも再び脆弱性を露呈している。チェルシーのメンバーには、彼らを追い詰めるだけの十分な経験が備わっているとは思えない」

 チェルシーは今季開幕戦こそ、鎌田大地を擁するクリスタル・パレスと0-0で引き分けたが、2節でウェストハムを5-1、3節でフルアムを2-0で撃破。まずまずのスタートを切った。

 テリー氏が指摘するように、ビッグネームの新戦力はいないものの、若き力で勢いを持続させ、国内の覇権を奪回できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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