日本サッカー協会が９月12日、11月18日に東京の国立競技場で開催されるキリンチャレンジカップ2025において、日本代表がボリビア代表と対戦することが決まったと発表した。

　最新のFIFAランキングで、森保ジャパンが17位なのに対し、ボリビアは78位。順位的に差がある格下だが、強豪ひしめく北中米ワールドカップの南米予選において、大陸間プレーオフ圏内の７位に入った難敵だ。
 

　森保一監督もその点に着目しており、今回の対戦決定に際して次のようにコメントしている。

「ボリビア代表と前回対戦した2019年のキリンチャレンジカップは新しい戦力となる選手を多く起用しながらも懸命に戦い、なかなか相手の堅守を崩せずに苦しみながらも勝利しました。南米チーム特有のハードなプレースタイルとしたたかさを兼ね備えたチームで、今回対戦するチームも全力で向かってくることが想像できます。

　また、先日行われたFIFAワールドカップ26南米予選の最終戦でブラジル代表に勝利を収め、大陸間プレーオフへと駒を進めた粘り強さは驚異的です。我々は来年のワールドカップ本大会に向けて着実に力を積み上げ、この試合でも目標に向かい、チーム一丸でチャレンジしながら勝利をサポーターに届けたいと思います」

　ボリビアとの対戦成績は２勝１分０敗（４得点１失点）。2019年にノエビアスタジアム神戸で顔を合わせた際は、76分に中島翔哉が決勝点を挙げ、１－０で接戦を制した。

　なお、11月14日に豊田スタジアムで行なう、キリンチャレンジカップ2025のもう１試合の相手は未定のまま。現状判明している10月の２試合（パラグアイ戦、ブラジル戦）、11月の試合は全て南米勢との対戦だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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