「お前も53歳か」って
凄い試合だったね。ベルマーレ対ガンバ。点の取り合いを制したのはガンバで、1-3で迎えた後半に一挙4得点。最終的には5-4のスコアで壮絶な打ち合いを制した。
ベルマーレは、前半終了間際の舘の退場が痛かった。守備でかなり効いていたからね。レッドカードを出されたファウルは、ちょっともったいなかったかな。一方のガンバは、後半のスタートから途中出場した宇佐美が良かった。彼が入って雰囲気は変わったし、効果的にパスをさばいて、チームに勢いをもたらしていた。
両チームあわせて、計9つのゴールが生まれた試合。この日は「フジタスペシャルデー」で、ベルマーレOBの僕もゲストで招待してもらった。
ハーフタイムにはピッチに登場。ベルマーレの前半の戦いぶりなどを振り返って、最後は「5、4、3、2、1、ファイアー!」って叫んで、花火が打ち上がる。大役を務めさせてもらいました(笑)。
今年は「FUJITA」が胸スポンサーに復活。91年に高校を卒業して、ベルマーレの前身クラブであるフジタに加入した僕としても、やっぱり感慨深いものがある。そんな「株式会社フジタ」の冠マッチで、2人の恩人に久しぶりに会うことができた。
古前田充さんと上田栄治さん。古前田さんは、僕がフジタに加入した時の監督で、上田さんはコーチ。本当にお世話になった2人だ。
最初は大学に進学予定だったんだけど、高3のインターハイ予選を古前田さんが見に来てくれて、僕を獲るって決めてくれた。12月にはフジタの練習に参加させてもらって、上田さんはほぼ付きっきりでいろいろと教えてくれた。
ベルマーレは、前半終了間際の舘の退場が痛かった。守備でかなり効いていたからね。レッドカードを出されたファウルは、ちょっともったいなかったかな。一方のガンバは、後半のスタートから途中出場した宇佐美が良かった。彼が入って雰囲気は変わったし、効果的にパスをさばいて、チームに勢いをもたらしていた。
両チームあわせて、計9つのゴールが生まれた試合。この日は「フジタスペシャルデー」で、ベルマーレOBの僕もゲストで招待してもらった。
ハーフタイムにはピッチに登場。ベルマーレの前半の戦いぶりなどを振り返って、最後は「5、4、3、2、1、ファイアー!」って叫んで、花火が打ち上がる。大役を務めさせてもらいました(笑)。
今年は「FUJITA」が胸スポンサーに復活。91年に高校を卒業して、ベルマーレの前身クラブであるフジタに加入した僕としても、やっぱり感慨深いものがある。そんな「株式会社フジタ」の冠マッチで、2人の恩人に久しぶりに会うことができた。
古前田充さんと上田栄治さん。古前田さんは、僕がフジタに加入した時の監督で、上田さんはコーチ。本当にお世話になった2人だ。
最初は大学に進学予定だったんだけど、高3のインターハイ予選を古前田さんが見に来てくれて、僕を獲るって決めてくれた。12月にはフジタの練習に参加させてもらって、上田さんはほぼ付きっきりでいろいろと教えてくれた。
1年目は僕も社員として、午前中は仕事をして、午後は練習という日々。91-92シーズン、JSL2部で20試合以上に出場して7得点。充実のシーズンを送ることができたし、良い形でキャリアをスタートして、その後もベルマーレで活躍できた。
今の自分があるのは、古前田さんや上田さんのおかげだと思う。「お前も53歳か」って笑っていた2人も、元気そうで何よりも。会えて嬉しかったし、改めて感謝の気持ちが芽生えてきた。
まだまだバイタリティにあふれる2人に負けないよう、僕もこれから頑張っていきたい。そう思わせてくれた「フジタスペシャルデー」だった。
【著者プロフィール】
岩本輝雄(いわもと・てるお)/1972年5月2日、53歳。神奈川県横浜市出身。現役時代はフジタ/平塚、京都、川崎、V川崎、仙台、名古屋でプレー。仙台時代に決めた“40メートルFK弾”は今も語り草に。元日本代表10番。引退後は解説者や指導者として活躍。「フットボールトラベラー」の肩書で、欧州CLから地元の高校サッカーまで、ジャンル・カテゴリーを問わずフットボールを研究する日々を過ごす。23年に『左利きの会』を発足。
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まだまだバイタリティにあふれる2人に負けないよう、僕もこれから頑張っていきたい。そう思わせてくれた「フジタスペシャルデー」だった。
【著者プロフィール】
岩本輝雄(いわもと・てるお)/1972年5月2日、53歳。神奈川県横浜市出身。現役時代はフジタ/平塚、京都、川崎、V川崎、仙台、名古屋でプレー。仙台時代に決めた“40メートルFK弾”は今も語り草に。元日本代表10番。引退後は解説者や指導者として活躍。「フットボールトラベラー」の肩書で、欧州CLから地元の高校サッカーまで、ジャンル・カテゴリーを問わずフットボールを研究する日々を過ごす。23年に『左利きの会』を発足。
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