鹿島が首位再浮上。”鈴木→田川”のコンビネーションでの決勝弾でFC東京を撃破

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2025年08月10日

ゲームメイクも秀逸だった鈴木

臨機応変な対応が目を引いた鈴木は1アシストをマーク。写真:金子拓哉(サッカーダイジェスト写真部)

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 首位のヴィッセル神戸と勝点2差の2位・鹿島アントラーズが、2025年8月10日にアウェーのFC東京戦に臨んだ。システムは4−2−3−1で、GKは早川友基、4バックは小池龍太、植田直通、キム・テヒョン、小川諒也、ボランチは舩橋佑、三竿健斗、2列目は荒木遼太郎、鈴木優磨、チャヴリッチで、CFはレオ・セアラだった。

 1分と3分にいずれもマルセロ・ヒアンに決定的なシュートを打たれたが、GK早川のセーブなどでそのピンチを切り抜けると、10分には荒木が強烈なミドルを放つ。やられたらやり返す、そんな闘志が序盤の鹿島には感じられた。

 15分には左サイドのクロスからレオ・セアラが力強いヘディングシュートでGKを強襲。さらに18分にはキム・テヒョンがロングシュートでゴールを狙うなど、迫力十分の攻撃を展開した。

 20分以降は両チームの魂と魂がぶつかるような、攻守の入れ替わりが激しいゲームとなった。やや押され気味の時間帯があった鹿島も焦っている様子はなく、手数をかけないシンプルなアタックで好機をうかがった。
 
 0−0で迎えた後半、鹿島は舩橋と荒木に代えて松村優太と知念慶を投入。すると、前半途中から苦しんでいた組み立ての局面でのパスワークがやや改善された。鈴木のゲームメイクはさすがで、この40番にボールが渡ると何か起きる期待感があった。

 69分にはカウンターからビッグチャンスもレオ・セアラのシュートはGKの正面に。ゴール前でフリーになっていた鈴木の悔しい表情が印象的だった。

 その鈴木のクロスから先制点が生まれたのは81分。ゴール前で合わせたのは古巣対戦となった田川亨介だった。左足でダイレクトに沈めた一撃はストライカーと呼ぶに相応しいものだった。

 1−0で勝利した結果、鹿島は首位に再浮上。FC町田ゼルビアに敗れた神戸に勝点1差をつけた。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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