現地８月５日、ポルトガルの強豪ポルトは、フットボールディレクターを務めていた元ポルトガル代表DFのジョルジュ・コスタさんが同日、心停止のために急逝したと発表した。享年53。

　ポルトガルメディアによれば、コスタさんはポルトの練習場で、心臓発作を起こしたという。

　現役時代は、CBとして主にポルトで活躍。キャプテンも務め、2003-2004シーズンには、名将ジョゼ・モウリーニョの下でチャンピオンズリーグ（CL）制覇に貢献した。
 

　ポルトは、次のような追悼コメントを発表している。

「ポルトサッカークラブは、クラブの歴史において切っても切れない人物の死去に深い悲しみと衝撃を表します。ジョルジュ・コスタは生涯を通じて、ピッチ内外でFCポルトを定義する価値観、つまり献身、リーダーシップ、情熱、そして揺るぎない征服心を体現しました。彼は何世代にもわたるファンに影響を与え、ポルトのシンボルとなりました」

「深い悲しみに包まれるこの時期に、ポルトはジョルジュ・コスタのご家族、ご友人、そして彼と忘れられない瞬間を共有したすべての方々に、謹んでお悔やみ申し上げます。ジョルジュ・コスタの伝説は、ポルトファンの記憶の中で永遠に生き続けるでしょう。キャプテン、あなたを決して忘れません」

　先月３日には、リバプールに所属していたポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタさんが、弟のアンドレ・シウバさんと共に交通事故でこの世を去った。

　ポルトガルサッカー界が、再び深い悲しみに包まれている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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