今夏にリーグ・アンのレンヌからチャンピオンシップ（イングランド２部）のバーミンガムに移籍した古橋亨梧に指揮官が言及した。

　古橋、岩田智輝、藤本寛也の日本人３選手が所属するバーミンガムは現地８月２日、プレシーズンマッチでノッティンガム・フォレストと対戦。１－０で勝利を収めた。

　シーズン開幕前最後のテストマッチとなったなか、このゲームに古橋は後半から途中出場。30分間プレーしたが、無得点に終わった。
 

　バーミンガムの地元メディア『Birmingham Mail』は、そんな日本人FWについて、「まだチームメイトとの息が合っていない。相手のバックラインの間を動き回り、パスコースを作り出したが、ほとんどチャンスがなかった」と評する。

　一方、バーミンガムのクリス・デイビス監督は、古橋のパフォーマンスについて次のように述べた。

「我々は毎試合ごとにすべてを分析し、ポイントを掴もうと努めている。彼は本当に素晴らしい走りを見せてくれている。（チームメイトが）彼のことが見えなかったり、見つけられなかったりする時もある。だが、キョウゴにはこれからも走り続け、あのエネルギーでプレーし続けてほしい。

　彼にとって、新しい国、新しいリーグ、新しいチームへの移籍は、すべてが新しいことだが、動きやスピードといった資質は明らかだ。我々はプレシーズンで彼のために多くのチャンスを作れていないが、非常に優れたフィニッシャーだ」

　チームメイトたちとの連係を構築するにはまだ少し時間がかかりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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