ボルシアMGの板倉滉は、今夏の移籍が注目されている。

　一時は同じブンデスリーガの強豪フランクフルトへの加入が濃厚と見られていたが、交渉は進まず、ここにきてオランダの超名門アヤックスが最有力候補として浮上。すでにマライン・ボイカーSDと会談し、「選手本人も移籍を熱望している」と報じるオランダメディアもあった。

　そんななか、オランダの移籍情報を発信している『Football Transfers Netherland』は８月１日、「イタクラはアヤックスに移籍するのか？アイントラハト・フランクフルトが移籍を乗っ取ろうとしている」と見出しを打った記事を掲載。再びフランクフルトが獲得に動いていると報じた。

「アヤックスはイタクラの獲得に強くコミットしており、彼はアムステルダムへの移籍に前向きだ。ボルシアMGはまだ獲得にゴーサインを出していないなか、ドイツからの最新報道によると、複数の獲得希望者がいるようだ。フランクフルトはトゥタの放出を検討しており、イタクラを適切な後釜と見ている」
 

　同メディアは「アヤックスはボルシアMGに750万ユーロのオファーをした。この金額はボーナスにより1000万ユーロにまで上昇する可能性がある。だが、ドイツからは、アヤックスがフランクフルトを恐れているというニュースが流れている」と記し、こう続けた。

「フランクフルトは、イタクラ獲得に名乗りを上げていたものの、断念していた。しかし、28歳のDFへの関心を再び高めていると報じられている。これはすべて、トゥタの差し迫った移籍に関係している。キッカー紙は26歳のブラジル人選手がアル・ドゥハイルに移籍するのではないかと報じている。このカタールのクラブはトゥタ獲得に最高1500万ユーロを支払う用意があり、これはフランクフルトがアヤックスの提示額に匹敵、あるいはそれを上回る資金力を持っていることを意味する」

　争奪戦を制するのは、どのクラブなのか。今後の動きに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての１位は？ Jリーガーが好きな女性タレントランキングTOP20を一挙紹介

【記事】「日本サッカーはクレイジーだ」U-22日本代表、“主力抜き”で国際親善大会制覇に韓国メディアは驚愕！「２軍でサウジに５－１、ウズベクに２－０か」

【記事】「切実に必要」香川真司を冷遇した元マンU指揮官が久保建英の獲得を熱望と現地報道！ 補強が進まず「我慢の限界」