二転三転したが、開催される見込みとの報道が出た。

　現地７月23日、スペインの強豪バルセロナは、「プロモーターによる重大な契約違反」を理由に、27日にノエビアスタジアム神戸で開催が予定されていたヴィッセル神戸とのチャリティーマッチへの参加を中止すると発表した。

　試合４日前の衝撃的なリリースに、日本では大騒ぎとなった。

　だが、スペインの大手紙『SPORT』によれば、試合は実施されるようだ。同紙はこう経緯を説明する。

「バルセロナは、日本と韓国で予定されていた３試合の親善試合に加え、各試合に合わせて開催される様々なプロモーションイベントの費用として1500万ユーロを受け取るはずだった。だが、主催企業とメインスポンサーとの間のトラブルにより、この支払いはクラブのジョアン・ラポルタ会長が我慢の限界に達するまで延期された」

「バルサは日本遠征の中止を発表した。日本遠征の報酬が支払われなかったためだ。1500万ユーロを受け取るはずだったが、実際には韓国遠征の費用と、そこで行われるはずだった２試合分の費用、1000万ユーロしか受け取っていなかったのだ」