今夏にフランス１部レンヌからイングランド２部のバーミンガムに加入した古橋亨梧について、バーミンガムのクリス・デイビス監督が言及した。

　30歳のFWは2021年夏に加入したスコットランド１部のセルティックで、エースとしてチームに数多くのタイトルをもたらし、自身は３年半で85ゴールを記録。その活躍が評価されて、今年の１月にレンヌに移籍した。

　欧州５大リーグへステップアップを実現させたものの、リーグ・アンで出番を得られず。出場はわずか６試合に留まり、０ゴール・０アシストで終わっていた。

　バーミンガムの地元メディア『Birmigham Live』によると、デイビス監督は古橋の獲得に至った経緯を次のように明かした。

「１年前に同じことを言われたら、絶対にチャンスはないと言っただろう。なぜならキョウゴはセルティックのストライカーだったからだ。だが我々は、彼がフランスでの生活にまだ馴染めていないことにチャンスを見出し、獲得できるのではないかと考えた。彼も我々のやっていることを信じてくれた」
 

　また、日本人ストライカーを「彼は私のスタイルにぴったりの選手だ。プレッシャーをかけられるし、アグレッシブでスピードもある。それに本当に優れたフィニッシャーでもある」と高評価している。

　そして古橋の起用法に関しては、具体的なプランとしてFWジェイ・スタンスフィールドとの同時起用を考えているようだ。

「彼らは９番、10番として一緒にプレーできるし、エネルギーレベルを上げるために時々ローテーションすることもできる。そしてジェイは左サイドでもプレーできる。キョウゴも左サイドでプレーしたことがあるが、彼はどちらかというと９番だ。ジェイは左サイドでかなり有能だし、以前も彼を左サイドで起用したことがある」

　イングランドで再スタートを切る古橋のゴール量産に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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