2025年７月22日、川崎フロンターレが山内日向汰の期限付き移籍を発表。この24歳MFの新天地はJ２リーグのベガルタ仙台で、移籍期間は2026年１月31日までとなる。

　神奈川県・川崎市出身の山内は、川崎の下部組織を経て桐蔭横浜大へ進学。2023年に特別指定選手として川崎でプレーし、2024年からプロのキャリアをスタートさせた。J１リーグではここまで通算19試合に出場、１得点。AFC チャンピオンズリーグエリート2024-25では５試合に出場するなど、国際舞台での経験も積んでいる。

　今回の移籍について本人は「シーズン途中ではありますが、ベガルタ仙台に期限付き移籍することにしました。フロンターレに関わるすべての皆さんに感謝しています」とコメント。「等々力で自分のユニホームを着てくれた方や応援してくれた方に、結果でお返しすることができず悔しい気持ちでいっぱいです。必ず成長し自分の覚悟と力を示してきます」と川崎のファン・サポーターに向けて決意を語った。
 

　仙台での背番号は「32」。７月23日のトレーニングから合流予定で、次のように意気込みを述べている。

「ベガルタ仙台サポーターのみなさんこんにちは。川崎フロンターレから期限付き移籍してきました、山内日向汰です。 いち早くみなさんの前でプレーしJ1昇格に貢献できるよう、自分の持っている力をすべて出すので応援よろしくお願いします。最高の景色を一緒に見ましょう!」

　J１昇格を目指す仙台で違いを作り出せるか。“J１経験者”山内への期待は小さくない。なお、契約条件により期限付き移籍期間中は川崎との対戦となる公式戦には出場できない。

構成●サッカーダイジェストTV編集部


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