トッテナムのトーマス・フランク新監督が現地7月18日、就任後初の会見に出席した。地元メディア『football london』が発言を伝えている。
トッテナムは2024-25シーズン、ヨーロッパリーグ優勝を果たして17季ぶりにタイトルを獲得したものの、プレミアリーグでは残留ラインぎりぎりの17位に低迷。シーズン終了後にアンジェ・ポステコグルー監督は解任され、2年でロンドンを去ることとなった。
もっとも、同クラブは短期政権で終わるケースが多く、頻繁に監督が交代している。この事実を踏まえ、報道陣から「スパーズはあなたがブレントフォードにいた期間中に5人の監督を解任した。それについて心配か?」という質問が飛んだ。
すると、昨季まで7季に渡ってブレントフォードを率いたデンマーク人指揮官は、次のように語った。
「たった5人?私は自分自身に挑戦するのが好きだ。私はこれまで1度も解任されていないという特権を持っている。それがこの仕事を引き受けた理由の1つだ。
ビッグクラブに来ると、プレッシャーがある。我々は結果を出さなければならない。それは私であり、選手、スタッフ、全員で一緒に取り組む必要がある。私は野心を好む。これまでの行動、全ての決断は長期的な視点に基づいている。1試合や1年、18か月、あるいは平均的な期間を生き延びることではない。長期的な展望のためだ」
ブレントフォード退団は「非常に困難だったし、非常に簡単だった」
また、「ブレントフォードからトッテナムに移る決断はどれほど困難だったか?」という問いに対して、「ある意味では非常に困難だったし、ある意味では非常に簡単だった。困難だったのは、私が何事にも全力投球する人間だからだ。仕事、友情、結婚、何であれ、全力投球する」と回答。その上で、古巣への思いと決断の背景をこう伝えた。
「フットボールクラブで働く際も、全力投球すると愛着が湧く。ブレントフォードでは、スタッフ、選手、ファン、全ての人々と素晴らしい時間を過ごした。本当に本当にあの時間を愛していた。しかし同時に、自分自身に挑戦し、新たな機会を得る時期が来たかもしれないと感じていた。トッテナムのような規模のクラブが声を掛け、その先頭に立って、成功への旅の一部となるよう望んでいるなら、断れなかった」
長期的な視点を持つ51歳は、長く愛されるボスとなれるか。そのためには、結果を残し続けなればならない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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