プレミアリーグでは、２シーズン連続で昇格全３クラブが即降格中だ。つまり、わずか１年で２部に逆戻りしている。挑戦者たちが非常に厳しい現実に直面し続けているなか、日本代表MF田中碧を擁する2024-25シーズンの２部王者、リーズは違いを見せられるか。

　リーズOBであるゴードン・ストラカン氏は、３年ぶりに世界最高峰の舞台に戻る同クラブと、同じく自身の古巣で昨季はプレミアリーグ15位に沈んだマンチェスター・ユナイテッドを比較。『OLBG』のインタビューに応じた際に、「リーズはユナイテッドを上回る順位でフィニッシュできる？」という問いに対し、次のような見解を示した。
 

「両チームがトップ６に入れば、彼らにとって素晴らしい出来だろう。我々が（1990-91シーズンにリーズの一員として）昇格した時は４位でフィニッシュした。ただ、その当時ハワード・ウィルキンソン監督は多額の資金を投入していた。今日の試合は選手獲得が大きな要素を占めている。それが全てではないとはいえ、リクルートが上手くいけば、必然的に良い結果が出るものだ。

　リーズがマン・ユナイテッドを上回れるか？現時点では無理だと思う。しかし、今後１か月間の取り組み次第だ。両チームが本当に成功したシーズンを送れるよう願っている。ただ私の妻はリーズのファンなんだ。それにまだそこで働いている友人たちもいるから、私たちはマンチェスター・ユナイテッドよりもリーズに傾くかもしれないね」

　不名誉な３年連続は早々に回避し、いきなり上位に顔を出したいところだ。その鍵は戦力補強――68歳の大先輩は、そう考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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