クラブ・ワールドカップでフルミネンセに0-2で敗れ、ベスト16で大会を去ったインテルは、試合後の主将ラウタロ・マルティネスの発言を受けてクラブ内に不穏な空気が流れているようだ。
試合後、ラウタロは「僕たちと一緒にいたいなら残ればいいし、そうでないなら出て行くべきだ」とコメント。あえて名前を挙げなかったものの、ガラタサライ移籍の噂が出ているトルコ代表MFのハカン・チャルハノールに向けられたメッセージとされている。
その後、インテルのジュゼッペ・マロッタ会長が、「チャルハノールを指しているかもしれない」と発言したことで大きな話題を呼んでいた。
この一連の発言を受けてチャルハノールは、自身のインスタグラムを更新。次のように反論した。
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チャルハノール本人はインテル退団を否定
「昨日は(フルミネンセ戦)に負けて、選手としてだけでなく、このチームを大切に思っている人間として悲しかった。(中略)僕はキャリアで言い訳をしたことがない。仲間の意見も、会長の意見も、すべてを尊重する。でも、リスペクトは一方通行であってはならない」
このチャルハノールの投稿に対し、今夏に契約満了でインテルを退団したマルコ・アルナウトビッチやシモーネ・インザーギ前監督の妻ガイア・ルカリエッロさん、現所属のマルキュス・テュラムらが「いいね」をタップしている。
ラウタロと前線でコンビを組むテュラムが、チャルハノール側に付いたようにも映り、今後の関係性にも注目が集まる。
なお、チャルハノールは同じインスタグラムの投稿内で、退団の噂を否定している。
「僕はこのユニホームを裏切ったことがないし、インテルで幸せじゃないと言ったこともない。良いオファーをもらったこともあるけど、残ることを選んだ。なぜなら、このユニホームが僕にとって意味することが分かっているからだ。僕の選択はその証明になると思う」
固い結束力で24-25シーズンはチャンピオンズリーグでリバプール、バルセロナを下し、決勝進出を果たしたインテルだが、再びまとまることができるだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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