７月７日に開幕する東アジア選手権（E-１選手権）で、日本代表は、香港、中国、韓国と対戦する。

　このメンバーについて、森保一監督は６月29日、クラブワールドカップに出場した浦和レッズの選手、先のインドネシア戦で代表デビューを飾り、その後に負傷した湘南ベルマーレのDF鈴木淳之介は招集しない考えを明らかにした。

　この発言に反応したのが韓国メディアだ。『Xports News』は「『３軍で韓国に勝つ』。日本代表が異例の選考だ。東アジアカップから浦和選手を除外、主力DFも選出せず」と見出しを打ち、次のように伝えた。

「開催国以外で最初に北中米ワールドカップの出場権を獲得し、勢いに乗る日本代表は、来月に韓国で開催されるE-１選手権で自信を見せつけるとみられる。ホン・ミョンボ監督率いる韓国代表は、国内の精鋭メンバーで臨むが、日本代表は疲労のため、一部の国内選手を除外するとみられる」

「クラブ・ワールドカップのため、アメリカで疲弊していた浦和レッズの選手を代表から外すという決定は早々に下された。これは、（クラブW杯に出場した）蔚山の主力３選手が選出されたのとは異なる動きだ」

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　同メディアは「日本は、数え切れないほど多くの選手が世界のサッカーの中心で活躍しており、ヨーロッパには100人近い選手がいると言われるほどだ。その中の１人としてE-1選手権には出場できない。さらに、Jリーグの選手でも、浦和組や鈴木のような国内の主力選手が欠場することになる」と綴り、こう続けている。

「日本は韓国でE-１選手権２連覇、通算３度の優勝を目ざしている。しかし、彼らはほぼ第３軍のようなメンバーを編成し、韓国と対戦することになる」

　森保監督のメンバー選考は、自信の表われと見ているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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