プレミアリーグ昇格を果たしたリーズは、新シーズンで１部残留を目指す。当然、強化は不可欠だ。

　補強候補のひとりは、田中碧にとっても重要な存在となるかもしれない。ストラスブールのセネガル代表の逸材MFアビブ・ディアラに対する関心が報じられているのを受け、『FootballFanCast.com』は６月26日、ディアラと田中は興味深いコンビになるかもしれないと報じた。

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　様々な役割をこなせると高評価のディアラについて、同メディアは「獲得できた場合、リーズファンにとっておそらく楽しみになるのが、彼とタナカのコンビネーションだ」と伝えている。

「日本代表はデュッセルドルフから加入し、ダニエル・ファルケ監督の下でキープレーヤーとなった。守備的MFという特徴の26歳だが、チャンピオンシップで43試合に出場し、５得点、２アシストも記録。卓越したパフォーマンスにもかかわらず、相棒が固定されていなかった。ディアラがその存在となるかもしれない」

　さらに、FootballFanCastは「守備でのタナカの能力があれば、ディアラを解き放ち、もっと前のエリアで試合にインパクトを与えようとさせられるかもしれない」と続けた。

「例えば、タナカは１試合平均3.97回のタックル＆インターセプト、5.9回のボール奪還を記録した。低い位置で相手のプレーを止めるのに効果的だということだ。一方のディアラは、１試合平均でキーパスが1.03本、ゴールにつながるアクションが0.31回。得点やアシストを含め、ボックス内やその付近でいかに効果的になれるかを浮き彫りにしている」

「タナカとディアラのコンビは、リーズのファンが期待でき、非常にエキサイティングなものとなるかもしれない。日本のスターが前方へ運び、守備の負担が減るファイナルサードのディアラに供給。彼らが組めば、手がつけられないかもしれない」

　優勝したチャンピオンシップでリーグ屈指のお買い得補強と評価された田中。リーズはディアラを獲得し、“夢のコンビ”を組ませ、プレミアリーグで旋風を巻き起こすのを狙っているのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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