いよいよマイケル・オルンガ（31歳）の新天地が決定か。「本命」と目されるクラブは──。

　2020年に柏レイソルでJ１リーグ得点王とJリーグMVPをダブル受賞し、2021年に加入したカタールの強豪アル・ドゥハイルでの約４年半で通算130ゴールとクラブ史上最多得点をマーク。まさにモンスター級の活躍で、超人ぶりをアピールしたオルンガは現地時間５月29日にアル・ドゥハイルからの退団を発表した。

　円満な形でフリーエージェントとなった怪物FWは、カタールのサッカー専門メディア『tembah Football』などの情報（現地６月22日付）によれば、同じカタールのアル・アラビへの加入が近づいているという。すでに条件面で合意に達しているようで、数週間以内に正式発表されると同メディアは報じている。

　一時は「浦和レッズが関心」との報道もあったが、どうやらオルンガのJリーグ復帰は現時点で消滅しそうだ。かつてJリーグを震撼させたパフォーマンスを再び日本で見たかっただけに、残念である。

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　新天地と目されるアル・アラビは24−25シーズンのカタール・スターズリーグで12クラブ中９位。一時は残留争いに巻き込まれながらも最終的に降格を回避した。上位進出を狙う来季の戦いに向けて攻撃強化を図っており、オルンガの獲得に動いたというわけだ。

　ちなみに、オルンガとは“逆”に「アル・アラビ→アル・ドゥハイル」への移籍が噂されているのが、イタリア代表としてEURO制覇も経験したマルコ・ヴェッラッティだ。かつてパリ・サンジェルマンでも活躍したMFは、アル・ドゥハイルからチームのバランスを整えるうえで貴重な戦力と見られているという。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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