【FC東京】“3-4-2-1”は失敗? 小原GMが低迷の原因と監督交代の可能性に言及

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2025年06月20日

「ビッグチャンスを逃した回数はリーグ最多」

会見に応じた小原GM。(C)SOCCER DIGEST

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 今季J1リーグの19試合を消化して5勝5分9敗の17位と下位低迷中のFC東京。シーズンの半分を終えて危険水域から脱していない現状をゼネラルマネージャー(以下、GM)はどう捉えているのか。

 2025年6月20日、FC東京の小原光城GMが囲み取材に対応。シーズン前半戦の総括について訊かれると、まず「納得できる結果ではない。そこは真摯に受け止めています」とコメントした。

「得点が取りきれていない、しかも失点が(今季J1)でワースト。改善しないといけません。とはいえ、シーズン前半の途中、内容が良かったけど結果が伴わないゲームも多々ありました。その意味では悔しさが残る部分もあります」

 内容の良さを示すデータが、ビッグチャンスの数。今季J1リーグではその数が常にトップ5以内に入っているそうで、小原GMは「チャンスは作れている」と話している。ではなぜ、低迷しているのか。その一因は当然ながら決定力不足だ。
 
 「チャンスを作っても決め切れていない。ビッグチャンスを逃した回数はリーグ最多。決めるところで決めないといけないシーンは多かった。あとは攻撃的な選手の怪我も多くて、それも影響していると考えています」
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 今季就任した松橋力蔵監督が導入した3-4-2-1システムは成功か、失敗か。そう問われた小原GMは「結果を見れば改善の余地があった」と。また失点の原因については集中力のなさ、セットプレーでの準備不足などを挙げていた。

 最終ラインから繋ぐという松橋監督のサッカーは正直、ここまで十分に体現されていない。結果がついてこない状況で監督の去就も気になるが、小原GMは「現時点で監督交代は考えていない」と言い切った。

「結果を見るとあれですが、チームの内容、個人のパフォーマンスについての一定の積み上げはあると考えています。補強もしているので、ここから成績も伴っていくようにしたいです。時間はかかりますが、攻撃の構築をしっかりやっていきたいです」

 果たして、ここから浮上できるか。フロントを含めた総合力が問われる。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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