チームはシーズン中に2度の監督交代
2024年の夏、瀬古樹がイングランドへ渡った。
明治大を卒業後、2020年に横浜FCでプロキャリアをスタート。チームの中心として活躍し、翌年にはキャプテンに就任。その後、22年に川崎フロンターレに加入して、昨年の夏にチャンピオンシップ(イングランド2部)のストークへ完全移籍を果たした。
現在27歳のMFは、サッカー選手としては決して若くない年齢で、なぜ海外挑戦を決断したのか。
「以前までは、海外でプレーしたいという思いがそこまで強かったわけではなく、漠然としたものでしたが、川崎フロンターレに移籍して、海外のクラブと対戦する機会が増え、徐々に挑戦してみたい気持ちが強くなっていきました。そのなかでストークからオファーをもらって、移籍を決めました。
僕の経歴を見れば、日本代表に入っているわけでもないですし、Jリーグですごく名を馳せている選手でもありません。それでもストークが僕を見つけてくれて、嬉しさはありましたし、僕をすごく理解してくれていることにも惹かれました。自分のプレー映像を見せられて、『こういうプレーを評価している』『イングランドでもこんなプレーを期待している』などと細かいところまで伝えていただきました」
明治大を卒業後、2020年に横浜FCでプロキャリアをスタート。チームの中心として活躍し、翌年にはキャプテンに就任。その後、22年に川崎フロンターレに加入して、昨年の夏にチャンピオンシップ(イングランド2部)のストークへ完全移籍を果たした。
現在27歳のMFは、サッカー選手としては決して若くない年齢で、なぜ海外挑戦を決断したのか。
「以前までは、海外でプレーしたいという思いがそこまで強かったわけではなく、漠然としたものでしたが、川崎フロンターレに移籍して、海外のクラブと対戦する機会が増え、徐々に挑戦してみたい気持ちが強くなっていきました。そのなかでストークからオファーをもらって、移籍を決めました。
僕の経歴を見れば、日本代表に入っているわけでもないですし、Jリーグですごく名を馳せている選手でもありません。それでもストークが僕を見つけてくれて、嬉しさはありましたし、僕をすごく理解してくれていることにも惹かれました。自分のプレー映像を見せられて、『こういうプレーを評価している』『イングランドでもこんなプレーを期待している』などと細かいところまで伝えていただきました」
海外挑戦1年目の今季、チャンピオンシップ(イングランド2部)に25試合出場したものの、ストークは波に乗れず、24チーム中18位でのフィニッシュとなった。
チームがシーズン中に2度の監督交代を行なったなか、瀬古は定位置を掴んだ時期があった一方で、シーズン終盤はほとんど出番がなかった。そんな激動の今季を振り返る。
「1年間、やり切ることはできたと思っています。サッカーの面で言えば、イングランドに行って、なかなか試合に出られなかった時期があった一方で、ずっと出ずっぱりの時もあり、多くの経験ができました。自分の中である程度やれる手応えは掴みましたし、試合に出られない時は外からいろいろなものを見て、考えて、という作業を繰り返しました。収穫のあった海外1年目という印象です。
ストークに加入して初めてベンチ入りした試合の後すぐに、移籍する前から評価してくれていたスティーブン・シューマッハー監督が解任されてしまいました。アピールの点では、またゼロからのスタートになりましたが、次のナルシス・ぺラッパ監督は、僕がまだイングランドに来て間もないというのを理解してくれて、サポートをしてくれました。カラバオカップのサウサンプトン戦で初先発のチャンスをもらえて、その前日に監督と話をして先発で出るのがわかったので、より一層気が引き締まったのを覚えています。
チャンスを逃さないように本当に必死で、すべてを出し切る感じでプレーして、そこから先発で使ってもらえるようになりました。しかし、ぺラッパ監督も昨年末に解任されて、今のマーク・ロビンス監督になってまた出番が少なくなり、新しい壁にぶつかっています。
日本と違って練習試合がなく、アピールができる機会が限られるのが本音ですが、いつチャンスがきてもいいように準備はしています。
1年目ながら多くの指揮官のもとでプレーして、当然、その時その時の監督が求めているプレーをしたいと思っていますが、自分の特長が消えてしまわないようにとも考えています。両方を表現して、どんな監督になっても、試合に出続けたいです」
【画像】真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える”タレント&モデルの美人妻たち”
チームがシーズン中に2度の監督交代を行なったなか、瀬古は定位置を掴んだ時期があった一方で、シーズン終盤はほとんど出番がなかった。そんな激動の今季を振り返る。
「1年間、やり切ることはできたと思っています。サッカーの面で言えば、イングランドに行って、なかなか試合に出られなかった時期があった一方で、ずっと出ずっぱりの時もあり、多くの経験ができました。自分の中である程度やれる手応えは掴みましたし、試合に出られない時は外からいろいろなものを見て、考えて、という作業を繰り返しました。収穫のあった海外1年目という印象です。
ストークに加入して初めてベンチ入りした試合の後すぐに、移籍する前から評価してくれていたスティーブン・シューマッハー監督が解任されてしまいました。アピールの点では、またゼロからのスタートになりましたが、次のナルシス・ぺラッパ監督は、僕がまだイングランドに来て間もないというのを理解してくれて、サポートをしてくれました。カラバオカップのサウサンプトン戦で初先発のチャンスをもらえて、その前日に監督と話をして先発で出るのがわかったので、より一層気が引き締まったのを覚えています。
チャンスを逃さないように本当に必死で、すべてを出し切る感じでプレーして、そこから先発で使ってもらえるようになりました。しかし、ぺラッパ監督も昨年末に解任されて、今のマーク・ロビンス監督になってまた出番が少なくなり、新しい壁にぶつかっています。
日本と違って練習試合がなく、アピールができる機会が限られるのが本音ですが、いつチャンスがきてもいいように準備はしています。
1年目ながら多くの指揮官のもとでプレーして、当然、その時その時の監督が求めているプレーをしたいと思っていますが、自分の特長が消えてしまわないようにとも考えています。両方を表現して、どんな監督になっても、試合に出続けたいです」
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