現地６月17日、浦和レッズはクラブ・ワールドカップのグループステージ第１節で、リーベル・プレートと米国シアトルで対戦する。大事な初戦を制し、インテルとモンテレイもいるE組突破へ弾みをつけられるか。

「ワクワクが止まらないですね。どこの相手でも手強いのは分かっているので...１戦目ということもありますし、固いゲームが予想されますけど、必ず勝利してほしいなと思います」

　決戦を前にそうエールを送ったのは、鈴木彩艶だ。２年前まで浦和でプレーし、現在はセリエAのパルマで活躍する日本代表GKは、DAZNの番組『やべっちスタジアム』に出演した際に、さらにこうも語った。

「浦和はやっぱり、ファン・サポーター、選手、クラブを含めて世界をベースに考えているので、世界の舞台で力を発揮してほしいです」
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　鈴木は長い2024-25シーズンを終えた後、６月１日に古巣の横浜FC戦（２－１、埼玉スタジアム）を観戦。元チームメイトとの交流もし、師匠とも言える先輩GKから熱い言葉を受け取ったようだ。

「（浦和が）アメリカに出発する前の最後の試合を見に行って、そこで浦和の選手と話をして、西川周作選手が笑顔で『やってくるぞ』と言ってました。期待したいなと思います」

　浦和の第２戦の相手は、鈴木が今季セリエAで対戦し、１敗１分（１－３、２－２）だったインテルだ。その経験を踏まえ、特に警戒が必要な選手には、２トップを組む背番号９と背番号10の名を挙げた。

「インテルは個のレベルが本当に高いチームで、カウンターが素晴らしいなと思います。そこでも起点になれる（マルキュス）テュラム選手、ラウタロ・マルティネス選手は要注意です。収めてから一気にスピードを上げてくるので」

　アジアを３度制している浦和は、世界の舞台でも力を発揮できるか。22歳のレジェンドOBも熱い期待を寄せている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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